赤坂ジャズギターコンテスト2019 [仕事色々]
真夜中ではございますが…。
3日連続ブログアップデイト!
昨年度の話題はこれで最後の投稿です。
3/31(日)、ジャズギターの聖地Virtuoso赤坂にて赤坂ジャズギターコンテスト2019が行われました。記念すべき第1回は完全な手作りコンペティションでしたね。
審査員は矢堀孝一氏(銘打ってはいませんでしたが、店長である彼が事実上審査員長でした)とワタクシ、黒澤楽器店会長 森隆氏、それから赤坂ジャズギター倶楽部会員数名。賞品はグランプリに、スポンサー木越貴之氏製作のKigoshiカスタムギター、奨励賞が BOSS-GT1、審査員特別賞が DV micro jazz 50(ヘッドアンプ)でした。なかなかの太っ腹賞品です。
予選は、上記の審査員たちが50本以上のYouTube動画をチェック。本選は10人のライブ審査でした。プロアマ入り乱れの素晴らしい演奏が展開されました。
僕は約10年ほどギブソンジャズギターコンテストの審査員を務めましたが、今回のコンテストは、いままでにない全く新しいものだったと感じました。まずヴァーチュオーゾというそんなに広くはない空間なので、出演者(コンテスト参加者)と審査員しかいない。審査員は皆気心知れた感じなので、和気藹々とした感じになるわけです。もちろん緊張感はあるんだけど、出演者も皆同じテーブルに座って、色々話とかしてる。こういうのはかつてなかったんじゃないかなあ。
そして、かなりビックリしたこと(実に新しかったです)は、全員の演奏が終わってからの審査が隣のテーブルで行われたこと(ある意味筒抜けだから公明正大とも言える…笑)。そして審査発表の後は何と…
皆でアフターアワーズジャムセッション&飲み会(出前中華もありました)!
僕も3,4曲くらい弾いたかな(もちろん酔拳)。いやあ、なんかすごい形のコンペでした。大成功と言って間違いないでしょう。
これを為したのは、とにかくヤボちゃんの人間力であります。彼はいまや近しいミュージシャンの中で、尊敬する3人のうちの1人です。大した弟子を持ったもんだ。嬉しい限りです。
あ、結果発表してませんでした(笑)。
鈴木大輔氏がグランプリで木越ギター、G'Clubよりギグパッグを手にしました。ビシビシ決まるって感じの気持ちいい王道モダンジャズギターの印象でした。
おめでとうございます!今後の活躍に期待ですね(凱旋演奏はVirtuosoにて7/5、トリオで出演が決定しました)。
そして、奨励賞に石井信義氏。非常に歌心と流れを感じるプレイでした。審査員特別賞は和田陽介氏。ちょっとしたタッチも繊細で良かったです。ちなみに受賞者3人はプロでバリバリやってる方々。明らかにプロフェショナルを感じさせる演奏でした。
本選エントリーの10名は下記です(出演順 敬称略)
大山修平 There Is No Greater Love
とても小気味いいモダンジャズギターでした。アフタージャムではワタクシとデュオりました。
遠藤 豪 Passing the Buck(オリジナル)
いい感じのオリジナルブルースでした。ジムホールみたいな感じ。
多田崇宏 Doxy
音が良かった。あとアフターのヤボちゃんとの2ギター、Moment's Noticeは若さ大爆発だったなあ。
和田陽介 It could Happen to you
根岸モバケン隆英 On green dolphin street
ほぼ同世代の赤坂界隈「感じ悪いギタリスト(褒め言葉です)」代表でしたね。
山田元気 All the things you are
パッションの塊って感じの20歳の若人!素晴らしい!
石井信義 Windows
片平駿太郎 Stella By Starlight
ヴォイシングが素敵でしたね。後で話すと、明石で一緒にセッションやったことあったらしいです(汗)。
鈴木大輔 Airegin
中沢浩臣 Time Remembered
アランホールズワース愛に溢れるサウンド!
とにかく、非常にレベルの高く、またライブとしても成立したコンペでございました!
あとハウスバンド横田健斗くんb、柴田亮くんdsも素晴らしかった。お疲れさまでした。
来年も是非やりましょう!
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