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母の死と追悼演奏「Departure / VALIS Quattro Live In 福井」 [個人的案件]




皆さま、こんばんは。本日は 4月18日(土)に亡くなった我が母、布川智壽恵(ちずえ)を送り出して来ました。


 


母は、昨年1111日に介護施設で腸閉塞を起こし病院に運ばれました。誤嚥性肺炎も起こしていました。それ以降、入院してからは、急に弱ってかなり会話が難しくなりコミュニケーションができませんでした。こちらが喋ることはわかるようなのですが、ほとんど発声して答えることができない状態でした。僕が最後に会えたのは、2月中旬の台湾に行く直前。帰ってからは、コロナで見舞いは出来ず、母も寂しかったと思います。


 


そして、先週土曜日4時半くらいに病院から危篤の電話があり、車を飛ばして15時過ぎには着いたのですが、死に目に微妙に遅れてしまいました。でも完全に生きてるように見えて思い切り話しかけたから聞こえてたかもしれませんね。聴覚が最後って言いますからね。


 


現在の僕は、大学のリモート授業&レッスン、布川俊樹 JAZZ GUITAR オンラインサロンなどの準備に追われてて、プータローなのにめちゃ忙しいときですが、手帳にはほぼ何もスケジュールは書いてなかった。こういうときで本当に良かったと思います。ツアー中とかそういう事態もあり得たわけで。


 


母は結構好きに生きてました。最後はちょっと寂しかったけど、旅行が大好きで世界の色々なところも行ったし、良い人生だったと思ってます。実は亡くなる3日前くらいに、僕の家族と妹家族 6人からのメッセージをお医者さんに渡して、読んでもらうことをしたんです。


 


最後にコミュニケーションできて良かった。あと、息子としては、先に死なないでよかったな。


 


昨日通夜、本日告別式は、こういうコロナの状況もあって、僕と妹家族だけの家族葬という形で送り出しました。生前は色々御厚誼を賜わり、どうもありがとうございました。


 


母の遺影の前で、「このコロナ時代をガンバって生き抜くぞ!」と誓いました。


 


62年間どうもありがとうね。


 


以下URLは、昨日の朝、自分としては相当ガンバって編集した母に捧げた追悼映像です。


 


Departure / VALIS Quattro Live In 福井


 


https://youtu.be/tM06XxCXzXY


 


この「Departure」という曲は1998228日に父が亡くなった直後に捧げて作った曲です。初演はVALISの六本木ピットインでのライブでした。その年の秋に僕と古川初穂は LAレコーディングに飛びました。この曲は、そのアルバムのタイトル曲にしました。


 


昨年5月29日の福井のライブでのアンコール曲ですが、天上で父と再会することを願って、この曲で母を送り出すことにしました。


 


是非、聴いてくださいね。まさに「布川俊樹のブルース」になっていると思います。




 


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