2018 GW&More ジャズ渡世人のタビ(前編) [日々のぬのさんのライブ]
今晩は。GW前からブラック企業社員(ある意味真実か…。日本ジャズ Corp. 中間管理職?みたいな…苦笑)のように働いててようやく今日は休み。
またまた、ジャズ渡世人紀行であります。このところのタビはかなり濃かったから面白かったなあ。この種の投稿は、やっぱりFacebookよりブログに限ります。後で検索しやすいし、記念として残る。
まずは、CD「Old Boys' Dreams/ 福田重男 布川俊樹」発売記念 Spring Tour 2018から。今年のツアーは飛び飛びです。
● 4/20(金)川崎市多摩区登戸〜静岡県御殿場YMCA東山荘本館ホール
まずは2泊3日の静岡県プチツアーです。福田氏を登戸駅で拾って8時出発。御殿場はプライベートでは何かとよく行く場所。親戚も色々いて、父の墓もある場所だからです。ウチから100kmもないし、移動は楽勝かな。
とは言っても自分のリーダーライブは初めて。お客さん来るのかなと危惧していたら何と100人以上で超満員でした。披露宴とかやる場所なのかな?とても素敵な自然環境でのライブでした。ライブを仕切って頂いた小宮山さんに大感謝です。普段ジャズを聞かない方が多いということで、慕情やウルトラマンなど。スタンダード曲やってて言われて、ジャズマンがよくやるスタンダードやってもほとんど誰も知らないですからね(笑)。
●4/21(土)静岡県御殿場〜伊豆高原バターノート
チェックアウトしてブランチはまたまたお蕎麦(ホントにジャズ渡世人は蕎麦率が高い!)。実に王道な感じの見るからに美味そうなお蕎麦。
この日の移動も楽勝です。沼津から伊豆縦貫道を経て伊豆高原。こういう経路があるとは知らなかった。伊豆高原って海沿いを熱海から行くってイメージしかなかったな。
店は大変いい感じのジャズカフェ。バターノートって名前もよいです。バターノートは弾くな!ってマイルスの言葉だっけ。この日も沢山のお客さまで盛り上がりました。当地在住のしおさい石原社長とも再会。
●4/22(日)伊豆高原〜自宅
この日は帰るだけ。あまりにいい天気だったんで大室山バックの記念写真!
●4/29(日)Billboard Live 大阪
昭和の日は、マルタヒット&ランでした。ここ数年大阪では大編成のバンドが多かったからレギュラーバンドは超久々。2セット大入り満員。メチャ盛り上がったな。
P.S…ホーム上がって見えた駐車場はガラガラでしたが(苦笑)。
●5/2(水)川崎市多摩区登戸〜大阪府高槻
生まれて初めてのGWジャズ渡世人のタビです。普通は移動が大変そうな時期にはやらない。今回は5/3(木)高槻ジャズストリートでの演奏が決まって、それならツアーしようかということになったのでした。まあ、ここは当然前乗りです。当日は何時間かかるかわかったものじゃないですからね。
到着して取りあえず前お疲れ!
●5/3(木)高槻ジャズストリート生涯学習センター2F多目的ホール
このイベント、僕は初出演。相当ビックリしました。日本でこれほど多数のミュージシャンが集まっているイベントあるのかな?相当数の日本のジャズミュージシャンがこの地に集結しています(あげたらキリがないので書きません)。もう知り合いだらけ(笑)。僕等は室内のホールで演奏しました。45分凝縮1 setだったからあっと言う間。でも沢山のお客さまで嬉しかったですね。Swingin' In Green Heavenのときはこんな綺麗な照明だった模様。
演奏は17時前に終了。もう21時からの Welcome Partyまでやることありません。結局19時くらいからホテル近くで1人飲み始め、いざパーティーへ。いやはや、まるで同窓会でした。これだけの大きいイベントだから当然ですが、パーティーは市長さんは商工会の代表とかそういう方のスピーチが続きます。ジャズ界代表は日野皓正さん。この喋りが最高で会場バカ受けだったんだけど、とてもここには書けません(笑)。
●5/4(金)大阪府高槻〜福井Music Space Schu House
かなりの眠気ながら、京都大渋滞を突破して無事福井に到着。この日は前半が福田布川 DUO、後半は北陸のミュージシャンとのコラボでした。バンドはいい感じで盛り上がったな。福井は岩佐高征くんがいるからライブ盛り上がるなあ…。アフターは岩佐くんのウクレレとギター生音セッションも(福田氏が岩佐くんのウクレレプレイを見つめる表情がいいっすな)。打ち上げで行った「忍者」っていう居酒屋は味もコンセプトもあまりに秀逸でした(超オススメ!)。
●5/5(土)福井〜金沢もっきりや
まあ二日酔いです(笑)。シャキーンとするにはこれでしょ!ってことで、福井名物辛みしぼり蕎麦。修行のような辛さ。効くーとはまさにこのこと。弟子の岩佐くんにゴチになってしまったダメな師匠です(嘆)。彼にはお世話になりっぱなし。いつも色々ありがとう!またやろう!
あまりに楽な移動なんで下道でゆっくり行きました。金沢では超馴染みのもっきりやさん。昨年SJP TRIO以来ですね。木の響きが気持ちよくてやりやすいんだよな。この日は金沢矢堀道場の生徒さんたちも来てくれて、アフターは色々ジャズギター談義に。
●5/6(日)金沢〜新潟県柏崎うたげ堂
決して大きい町とは言えない柏崎でよくライブをやるのは、ひとえに当地の素晴らしいピアニスト水口かずみさんのおかげです。彼は福田氏の愛弟子。僕と福井の岩佐くんの関係みたいなもんです。こういう人間関係があって、ジャズ渡世人の生業が成り立つのです。水口さんは僕の1年下。学年で言えば、福田3年生、布川2年生、水口1年生の関係、同世代で気が合いますね(笑)。
ライブは最終日でかなり熟成した感じ。今回のDUOツアーは相当色々なプレイのアプローチを試してみました。6月末の北関東〜東北ツアーでますます面白くなるんじゃないかな。
サプライズは三条から駆けつけてくれたむっちゃん(吉田睦)と水口さんDUOでのハッピーバースデイ。心温まる福田重男プレバースデイライブとなりました。
そして最終日打ち上げは中華。酔っ払った福田語録最高にオモロいかつ、僕にとっては新しかったな。曰く……、
ピアノは鍵盤全部押し込むと音が汚い。ルービンシュタインは綺麗、一方ホロビッツは押し込む。でも……、とにかくホロビッツはスピードがある。いままでマイルスとホロビッツ以上にスピードあるプレイヤーを知らない。
P.S…ジャズピアニスト話も色々出たけど、興味ある方は会ったときにでも(笑)。
●5/7(月)柏崎〜川崎市溝ノ口洗足音大
この日1日だけ気質生活に戻ります。午後からレッスン。8時に出発して、制限速度を厳守しながらもかなり早く関越練馬に到着(渡世人の制限速度ですが…笑)。福田氏とお疲れさまして、僕は午後から大学へ。
渡世人→気質への切り替えはなかなか大変でございましたとさ。
To Be Continued…