松本圭使、和田明と鹿児島5日間 [日々のぬのさんのライブ]
鹿児島で松本圭使、和田明という30代若者の才人2人に揉まれて来ました(還暦過ぎの世代から見たら子どもの世代だから十分若者です…笑)。
明の話は何度も書いてるからいいか(笑)。圭使くんとは今まで2回共演しています。最初は2011年夏にデュオ(https://nunosan.blog.so-net.ne.jp/2011-09-02)、2回めが2013年春 SJP TRIO鹿児島ライブのときです(https://nunosan.blog.so-net.ne.jp/2013-03-27)。ちなみに明と会ったのはそのときが初めてでした。圭使くんはもう完全に鹿児島ジャズ VIPと言える存在です。何と言っても話題の鹿児島ジャズフェスのプロデューサー。6万7千人も集める大イベントを仕切る仕事力を今回垣間見た気がしましたね。
そしてもちろん素晴らしいピアニスト。5本のライブ共演で素晴らしいアイディアとセンスを感じました。ルックスも貴公子っぽいけどサウンドがそのイメージにピッタリでとにかく美しい。あと明と2人でまわってるときはあまり感じないんだけど、やっぱり若者が2人揃ってそこに入ると「なるほど、こういう感じか…」と思うことは結構あったな。言葉で説明は難しいけど、僕にはないやはり世代の感覚みたいなもの。新鮮で非常にインスパイアされました。圭使くん、明くん、どうもありがとう!
それでは鹿児島日記に行きましょう。
●9/20(金)自宅~鹿児島城山ホテルクローズドパーティー
空港までは息子に送ってもらいました。連休の羽田の駐車場の混雑具合は全く読めないからねえ(以前夏休みの最初の休日、4時間くらい駐車場待ちしてまいった)。明と会ってまずは決起カレー&ビール。昼のビールはいいねえ(これでバッチリ爆睡のフライトになって休めた)。
鹿児島空港到着して圭使くんと6年半ぶりの再会。
市街地に移動するといきなり桜島さまのお怒りを買ったようです。凄まじい爆発。噴煙3,600mだって!最初に車で見たときはスゴい高さだったけど、城山着いたときは風で写真の感じに。降灰初体験でした。
さて、パーティーは県知事や市長さんもお見えになる500人規模の大パーティー。この日はジャズスタンダードに加えて圭使くんがジャズアレンジした鹿児島民謡「おはら節」(鹿児島ジャズフェスのテーマソング)も演奏。この曲がなかなか盛り上がって、今回の鹿児島ツアーのアンコール曲に決定(笑)!
夜は明の御両親に大変ご馳走になりました。
●9/21(土)東急 REI ホテルディナーライブ
この日は入れ替え1時間2セットのディナーライブ。Blue Journeyのナンバーを演奏。3人での一期一会の演奏となりました。
終わってからは、僕と鹿児島の縁を作ってくれた生徒の西元大作さんと打ち上げ飲み。西元さんは CD「Blue Journey」のジャケットのデザイナーでもあります。いやはや、布川何というヨッパライ顔(苦笑)。
●9/22(日)昼 阿久根駅ホールジャズライブ
一番心配していた日。台風が最も接近した日でしたが、ライブは行われることに。ライブ前は阿久根で母と同い年!のあまりに矍鑠とした女性に最高の海鮮をご馳走になりました。彼女は、この日は昼夜ともライブにいらっしゃいました。ありがたい限りです。東京のライブとかにもよく顔を出すって明が言ってた。ただただ脱帽(驚)。
阿久根駅ホールはこんな素敵な場所。元鉄ちゃんとしては盛り上がります(笑)。この天候でライブに足を運んで頂けるお客さまに感謝。
夜 薩摩川内 Enjoy Bar 楽家
こんな天気なのに夜も満員。嬉しい限りでした。マスターの堀切さん、素晴らしい音楽愛の方でしたねえ。あまりに楽しいライブだったな。そしてビックリしたのは、初めて来た町でディープでコアな僕のファンに会えたこと。VALISのCDとか色々持ってるってことで話してみると…、
彼はギタリストで「ポロロッカのコード進行はどうなってるんですか?」とか聞いてくる。嬉しくなって、ギター出して色々解説したり、VALISやディパーチャーの曲を弾いて歌ったり。最後はジャムセッションで共演。僕も嬉しくなって酒も進みヘタクソな歌を披露したり(苦笑)。
こういうことがあると、音楽を続けて来てよかったと改めて思います。
●9/23(月)指宿 赤崎病院ひらくテラスコンサート
前日は北上、この日は南下して指宿に向かいました。台風一過で快晴、海沿いの快適なドライブとなりました。この日は病院でのフリーライブ。素晴らしいロケーションとスペースでした。開聞岳が目の前。焼酎飲みまくった打ち上げも素晴らしかった。赤崎先生どうもありがとうございました。
●9/24(火)鹿児島〜自宅〜紀尾井町ジャズ
鹿児島ミッション終了して帰京。でも休みではなく、羽田空港から一瞬自宅に戻ってそのまま、マルタさんの紀尾井町ジャズの野外イベントに向かいました。かなりハードな行程。
でもこうやってお仕事を頂けるのはありがたいことですね。
還暦越えジャズ渡世人、まだまだガンバりますぞ!
激忙の8〜9月終了! [たわしもない、いや、たわいもない話]
9月のライブ14本ミッションコンプリート。残り2日は自宅のレッスンだけ。かなり忙しくてあっと言う間だったなあ。手帳見たら、何と完全OFF日は 8/14からなし(レッスン1人だけの日や移動のみの日は気分的にはほぼ休みだけど)!
8月後半12日間のツアー、名古屋2日間、鹿児島5日間、ジャズ渡世人業 我ながらガンバったなあ。
10月ライブは12本。前半はやっぱり休みなしか(苦笑)。でも9月に比べたら2/3くらいな感じだな。教則本書かなきゃ!
最近良かったこと。
布川俊樹JAZZ CHANNEL 初めて早くも半年、遂に初入金がグーグル様からありました!
まあ、ちょっとした飲み代程度だけどね(汗)。一体この些少なお小遣い得るのにどれだけ時間を費やしたことか。興味本位で考えてみると…。
まず撮影(正確にはその前にアイディアや内容を考えることもありますね)、動画編集、アップ作業(僕はPCにエアドロップしてからアップしてます。それが一番速い)、サムネイル作りや紹介テキスト書きと告知。多分、1本の動画をアップするのに4~6時間は掛かってます(教則動画の場合。ライブ動画はアップするだけだからもっと速い)。
で、誤差は相当あるにしても時給を計算してみたら…。
まあ100円以下は間違いありませんでした(笑)。でも趣味のYouTuberは楽しいっすよ。還暦リセット新人、気合い入れてまだまだ楽しく続けますぞ!
今後ともよろしくお願いいたします。
中級者レッスン第8回「I Love You」Part 1 (JSB for Adlib連動企画)アップロード [YouTube 布川俊樹JAZZ CHANNEL]
中級者レッスン第8回「I Love You」Part 1 (JSB for Adlib連動企画)アップロード
おはようございます。久々に教則映像をアップしました。今回は布川俊樹 JAZZ CHANNEL 中級者レッスンの第8回です。
またまた「JSB for Adlib連動企画」です。この映像は6月に撮ったのですが、順番を変えて「Fly Me To The Moon」を先にアップしちゃったので、だいぶ前の気分ですが、改めて見ると相当盛り上がった演奏になってました。
現在のジャズ譜面の定番と言えば、何と言っても納浩一著の黒本バイブルシリーズ。そのアドリブ編がこの Jazz Standard Bible For ADLIBです。50曲ものスタンダード曲を厳選し、各曲毎に難易度別アプローチ(初級、中級)を2つ掲載しています。初級向けのソロを納浩一、中級向けソロを青柳誠と僕が担当したまさに実用の書です。
本には付録CDがありますが、そこでの収録は20曲。この曲はその中に入っていない曲です。演奏は、僕が作った「I Love You」のソロ 1コーラス(本の中級者向けソロ)とアドリブ演奏です。実はこの曲には想い出があります。1998年 LAレコーディングした「Departure」でマークジョンソン(b)、ピーターアースキン(ds)という素晴らしいメンツで一期一会のトリオ演奏したスタンダード曲です。実に自由で楽しかった(何と言ってもジョンアバクロンビートリオの方々ですから!)。この演奏でも 1人クリックに合わせての演奏ですが、自由な展開を意識して演奏しました。ソロだけじゃなくて、バッキングやトレード(8バースや4バース)も入れたので、僕とヴァーチャル DUOができます。クリックに1人で合わせての演奏にしては、かなり盛り上がってます(笑)。
是非ご覧になって、そして共演してくださいね(テンポや僕の演奏の感じは上級者向けかもだけど…汗)。
P.S… ジャズギター者の皆さん(そうでない方も)、今後とも御愛顧のほどよろしくお願いいたします。また、次作制作のモチベーションに繋がるので(笑)、チャンネル登録して頂けると大変嬉しいです。
布川俊樹個人レッスンにご興味のある方は以下URLまでどうぞ。
https://toshikinunokawa.jimdofree.com/lesson/
お問い合わせは以下アドレスまでお願いします。
n-valis@da2.so-net.ne.jp
ジャズ・スタンダード・バイブル FOR ADLIB 50の名曲で学ぶ実践アドリブ構築 CD付き
- 作者: 納 浩一
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2015/11/25
- メディア: 楽譜
ジャズ・ギターの金字塔 基礎/コード・ワーク/ソロ/スタンダード曲 (CD2枚付)
- 作者: 布川 俊樹
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2018/09/25
- メディア: 楽譜
- アーティスト: 布川俊樹,COLE PORTER,マーク・ジョンソン,古川初穂,ボブ・バーグ,ピーター・アースキン
- 出版社/メーカー: BMGビクター
- 発売日: 1999/03/25
- メディア: CD
CD「Blue Journey /和田明 布川俊樹」発売記念ライブツアー日記(後編) [日々のぬのさんのライブ]
●8/23(金)出雲〜山口県防府 Opus
実は38年の音楽人生で山口県でリーダーライブをやるのは初めてでした。仕事や他の人のライブでも来ることは非常に少ない県です。今回は、2007年洗足ジャズコース卒業生で地元FMやまぐちで仕事をしている砂原孝利君に頼んだのでした。彼とはFBで繋がっていて、昨年の僕の還暦記念VALISモーションブルーライブにもわざわざ遠方より来てくれました。そういう人との繋がりが渡世人の基本、山口県でやるのは彼と飲みたかったってのもあります(笑)。
初めての山口県ライブにして、非常に素晴らしいライブとなりました。この地では全く無名のユニットであろうに、お客さんは満員。FMでも僕らのCDをかけてくれたということです。アンコールでは砂原君も演奏に参加。12年ぶりの共演だったのかな。
ライブ終了後は彼のお父様(僕よりちょっとだけ年上)に最高の地元の酒と肴をご馳走になり、懐かしの歌謡曲バーでしこたまロック談義に盛り上がったのでした。
●8/24(土)防府〜広島県福山 Grand soul cafe Guns'
この日もまずは観光でした。午前中から 初 秋吉台!
ここまで来たら行ってみたかったしね。最高のドライブでしたね。
充分過ぎるほどの癒しの時間を経て、大好きな町、福山に向かいます。この日はEncounterと対バンライブ。実はこれは、瓢箪から駒、棚から牡丹餅的な展開で決まった話でした。Blue Journeyの福山ライブを佐藤お茶屋さんと決めてから何と同日にEncounterも福山でライブをすることが判明。堀ちゃん、浜ちゃん、高瀬くん、広瀬くん、皆何度も共演している友人ミュージシャンです。福山で同日に別々の場所でやってもお客さんが割れるだけです。それならば、ミニジャズフェスみたいにして一緒にやっちゃおう、という話になったのです。
ライブはそれぞれが60〜70分。僕らが1st、Encounterが2nd。アンコールは「Blue Journey」に入っているローリングストーンズ「Satisfaction」を全員で。バンドでやったら完全にロックな感じになりましたね。僕らもお客さんも皆が楽しめる素晴らしいジャズイベントになったと思います。浜ちゃんも言ってたけど、お互いにインスパイアされるっていうのもあった。しかしEncounterっていうのはジャズ界の良心と言ってもいい素晴らしいオリジナルバンドだと思いましたね。脱帽です。打ち上げはもちろん佐藤宅で。海の男、ゴルゴ浜ちゃん持参の極上のイシダイを肴にメチャ飲みました。
●8/25(日) 福山〜大阪夕陽ヶ丘カクレンガ
さて、福山の強力な宴を終えていよいよツアーも終盤。佐藤さん広瀬くんDrといつものタイ料理屋で昼メシ。彼らに別れを告げ、再び関西へ。途中神戸で4日めの忘れ物をゲット(苦笑)。そして3月、弟子の NeaくんとDUOライブをやったカクレンガへ。Neaくんも来てくれました。数えるほどのお客さんでしたが(名古屋に続いて大都市で食らいます…苦笑)、もちろん全力の楽しい演奏となりました。
●8/26(月)大阪〜金沢もっきりや
いざ北陸へ。金沢は気分上がりますね。着いたら月曜だというのにすごい観光客の数。ライブには何回か来ている「矢堀道場」の生徒などが来てくれました。このお店の「木の鳴り」はいつ来てもやりやすいです。マスター平賀さん、いつもお世話になってます。終わってからは近くのバーでかなりの飲み。
●8/27(火)金沢~福井ウクレレクラスタ楽音
ついにツアーも11本め、最終日です。昼は金沢駅前の豪華な回転寿司。ライブ最終日に向けて気合を入れて色々頂きました(笑)。最後は僕にとって馴染みの場所、福井です。VALIS解散時のローディーでいまや北陸ウクレレVIPの岩佐高征くんがいる町。5月末VALIS Quattro は駅前ライブだったけど、今回は彼のホームグラウンドのウクレレカフェ。考えてみて、ツアー初日がVALISファースト時のローディー猿ちゃん、最後が岩佐くんのところだったんだよなあ。2人は非常に対照的なローディーでした(最近、岩佐くんも大和さんのクエストとかで楽器買ってたりして2人は仲良くやってるようです…笑)。
ライブは岩佐くんのウクレレクラスタ美女軍団の応援もあって(笑)、最終日は盛り上がりました。アンコールは彼も加わって「Fly Me To The Moon」。そして打ち上げは大好きなお店「忍者」へ。
●8/28(水)福井~川崎市自宅
ついに12日め最終日。二日酔い気味で急に抜け殻、あるいは屍のようです(笑)。昨夜は飲んだなあ。
明は福井駅で降ろして(彼は別仕事で早く帰らないといけないのでした)、僕はゆっくり1人で帰りました。途中何度もSAで仮眠取りましたね。還暦越えの渡世人は大変っすよ(苦笑)。
そして夜10時頃自宅到着。トータル3,300km全運転 ミッションコンプリート!還暦リセット1歳、我ながらよくやったと思います。ジャズ渡世人が日々行うことは、起床→移動→演奏→飲み→就寝、基本これだけ(笑)。毎日繰り返しなのですが、自宅に帰るといつも独特の達成感、安堵感があります。とにかくタビは楽しい。
ただ一方で、今後ジャズを仕事にすることの大変さもひしひしと実感します。ツアーでの動員は僕くらいのミュージシャンだと多くて1日50人。数人レベルの場所もいくつか。そうなるとその日だけを取ってみれば赤字もあり得ます。また、若者のお客さんがほとんどいない。20代の人は数えるほど。ジャムセッションならそういう若い人も来るから、要は「ジャズをやる人」はいるけど「ジャズを聴く人」が減っている(まあ、僕のライブだけの例かもしれませんが。だとしたら、それはそれで悲しい…苦笑)。
これは正直凹みます。日本のジャズに未来のお客さんはいるのか?僕らの時代を支えてくれたのは、例えば団塊世代。この方々はいま70歳以上。あと何年ジャズライブに来て頂けるのか。5,10年後は一体どうなってるんでしょう…。
まあいいっか。知恵絞ってやるしかないっすな(笑)。とにかく、各地でお世話になった皆さま、ご来場のお客さま、この場を借りて心から御礼申し上げます。どうもありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
CD「Blue Journey /和田明 布川俊樹」発売記念ライブツアー日記(前編) [日々のぬのさんのライブ]
CD「Blue Journey /和田明 布川俊樹」発売記念ライブツアー
Blue Journey 和田明(vo,g)、布川俊樹(g)
●8/17(土)登戸〜長野県安曇野清雅
いつものように我が自宅近くの登戸駅でジャズ渡世人のタビはスタートです。まさに Blue Journey、男の二人旅 であります。実はこの前日のマルタさんのスイングライブ、かなりきつかった。どうもお腹に来る夏風邪っぽくてリハのときはダルいし、節々が微妙に痛かった。演奏前にユンケル錠剤とロキソニン飲んでライブでめちゃ汗かいて、っていう荒療治で何とか復活。この日はだいぶ楽になりました。11泊12日ツアーで体調崩してたら大変だから気合いで治さないと!
車の荷室写真はまさに Blue Journeyのアルバムジャケットのよう(笑)。
かなり天気のいい中央フリーウェイ。一路塩尻へ。ライブ前にMDギター諸々でお世話になっているクエストインターナショナルに行くのです。30年近い付き合いの大和俊夫さんの工房です。着いて先ずはお蕎麦。長野に来たらこれは儀式ですね(笑)。
昼メシ後は工房に戻ってギターのメンテをしてもらいつつ、大和さんオススメの NEWナイロン弦ピエゾエレアコを弾きました。これが素晴らしいもの!ライブでも 1曲で弾いてみました。以下、僕と大和さんで撮ったPVです。
そして本番。このお店は多分3, 4回め。木の響きが自然でこういうDUO ユニットにはピッタリな素敵な空間です。長野県の仕事はいつも僕のVALISデビュー時のローディー猿ちゃん(下写真真ん中左)にブッキングを頼んでいます。演奏は初日からかなり飛ばしましたね。軽く打ち上げをお店でやって、ホテルに戻って猿ちゃんと写真を撮ってくれた塩崎さんと3人で部屋飲み。僕はこの日は軽く芋のお湯割数杯にしときました(未だかなりお腹が調子悪かった)。結構マジメな話をして2時くらいにお開き。
●8/18(日)安曇野〜名古屋 Mr.Kenny's
昼食は明と2人でもちろん蕎麦!これは超弩級の美味さでした。感動!噛んだ後に別の食感と香りが広がります。食べログ1位信じてみるもんだ(笑)。ざると田舎の2枚。翁というお店。名前もいいな。
時間はたっぷりあるので名古屋まで下道国道19号。これが気持ちのいい山間ドライブでしたね。無事夕方到着。この日もライブはバッチリでございました。正直言ってお客さんは少なかったなあ。大都市の方が集客は大変だったりします(嘆)。
●8/19(月)名古屋〜神戸甲南山手 Gallery Zing
昨年暮れにライブを行った神戸のお店です。ファンの方々や馴染みのミュージシャンも集まってかなり盛り上がったライブとなりました。まさに2人のコンビネーションを感じる写真!
●8/20(火)神戸〜岡山SOHO
この日は明と別行動。彼は加古川でレッスンをするのです。彼をピックアップするまでかなり時間があるので僕はスーパー銭湯へ(笑)。ちなみに、カーディガンをファミレスに忘れました。全く還暦リセット後も相も変わらず(嘆)。
ライブは慣れ親しんだSOHO。角堂りえ(org)ちゃんがゲストで入りました。この日は相当CD売れたな。CD売れるのは僕らのライブに対する反応として嬉しいことです。写真撮り忘れました…。打ち上げは結構飲みました。
●8/21(水)岡山〜徳島県小松島台湾茶房阿里山〜広島県福山
SOHOでいつもお世話になっている歯科医マスターでドラマーの岡崎章男さんと焼肉食べて出発。移動途中に倉敷真備町に立ち寄りました。そう、ヤマオカギターの工房があるのです。昨春も明と2人で来たのですが、その後夏に水害の大被害で完全に水に浸かってしまったのでした。しかし1年以上経って素晴らしい復活ぶりでした。ただただ山岡さんの精神力に脱帽、尊敬です。水害の話をこと細かく聞きましたが、もう想像するだけで途方にくれる感じ。あと、彼のリクエストで急遽「酒とバラの日々」を無伴奏ソロ演奏。山岡さんとの一期一会の映像ができました。ちなみに美術学科出身の明は興奮しまくりで木を曲げる作業体験(笑)。
「酒とバラの日々」
山岡さんのお宅を出るとこんな素晴らしい風景が。鉄ちゃんの心を揺さぶる穏やかな高梁川の景色でした。この川が荒れ狂ったんだよな…。
徳島県小松島のこのお店も昨年暮れ以来です。
翌日の移動が大変なので、この日はライブ終了後、福山のソウルブラザー佐藤茶宅に向かいました。まさにジャズ渡世人の面目躍如です(苦笑)。2時頃到着。この日は酒断ち。
●8/22(木)福山〜島根県出雲味巣亭
福山に前日移動したのは、実はもう一つ目的があったのです。この日は早めに出発して昼間は以前から行きたかった場所へ。まずはその前に奥出雲でやっぱり蕎麦(笑)。今度は食べログ2位(1位の店がお休みでした)。神社の中にあるお蕎麦屋。蝉の声を聞きながらオープンな場所で食べるおろし蕎麦はまた格別でしたね。
そして次なる目的地はここ!
足立美術館!
まさに魂の洗濯でした。庭園、横山大観、凄いものを観ました。そして味巣亭に到着。実はいつも島根県のブッキングでお世話になってるKanoちゃんの誕生日が前日だったんですね。ケーキでも買って行こうと思ってたら足立美術館からお店までの間に全くなし。どうしたものかなあと思ってたら何と……、味巣亭の隣がケーキ屋さんでした。超ラッキー(笑)! おまけにお店は38年のアニバーサリーday(ちなみに僕がミッキーカーチスさんのバンドで音楽仕事を始めたのが38年前の夏。奇遇だなあ)ということでダブルなバースデーライブとなりました。お客さんの反応も素晴らしく、演奏は盛り上がりましたねえ。
この出雲が6本め。ツアーの真ん中折り返し地点。明日から後半5本です。盛り上がってるぞ!
To Be Continued … 2019年夏ジャズ渡世人Blue Journey 男二人旅 後編もお楽しみに!