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台北初ライブ!東京中央線 with 布川俊樹 [日々のぬのさんのライブ]




さて、いよいよブログ台北編の最後は本題、台湾台北初ライブの模様です。

20年以上前の生徒でローディーもやってもらった大竹研くんがやっている東京中央線というバンドとの共演。大竹くんと昨年久々に会って飲んだときに、台湾ライブをやろう、ということになり実現したわけです。

https://nunosan.blog.ss-blog.jp/2019-06-21

メンバーは大竹研(g)、早川徹(b)、福島紀明(ds)のトリオで、台湾を中心に東南アジアで活躍しているバンドです。昨年2019年には台湾ゴールデン.メロディー.アワードでインスト部門アルバム賞を受賞という快挙を成し遂げています。サウンドは、ジャムバンドっぽいジャズロックバンドっていう感じかな。そこはかとなく沖縄以南の音楽のフレーヴァーがあるのが面白いです。


●2/21(金)


羽田空港は昼過ぎの飛行機。最初は2/22にライブだったので、前乗りのつもりでこの便を取ったのですが、1月くらいに予定が変わってこの日がライブになりました。

初めて行く国でちょっとドキドキです(笑)。羽田までは息子に送ってもらいました。


機内食食べながら白ワイン2杯。気分上げて行かなきゃね。

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16時過ぎに空港到着。市内で市街地まで直ぐの松山空港。迎えは東京中央線のマネージャー、Thomasさん。タクシーでそのままライブハウスへ。ちなみに、タクシーに乗るときに消毒されました。

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やっぱり南国の大都市ですね。ライブハウスは西門という台北観光スポットの有名な赤レンガの建物にありました。この地域はショッピング街。なんか渋谷や新宿の駅前交差点のように華やいでいる場所です。

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着いた途端に直ぐリハーサルです。ほぼ1時間以上。機材は超簡易セッティングで、Mouerのディレイ&リバーブとうん十年ぶりに使うボスSD-1(90年代にマルチエフェクター使い始める前に使ってました。何か良かったな)とギターは最近 YouTube映像でしか弾いてなかったMDギター。今回のジャズロック的なサウンドに1本で一番フィットできると思ったからです。


リハ終えて、ちょっと北側の中山っていう場所(これまた繁華街)近くにあるホテルにチェックインして直ぐライブハウス、Riversideにトンボ帰り。ホントにタクシーが安い。日本だったら1,000円以上の感じが数百円。

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戻ると、かなりお客さまが集まって並んでいました。体温チェックと消毒を入り口でやっています(2週間前の時点で、日本より全然防疫意識が高いと感心しましたね)。


赤レンガっていうのもあるけど、お店のサイズはモーションブルーくらいかな、ってところでした。

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ライブは1セットぶっ通しで1時間半くらいやりました。

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東京中央線と僕のオリジナル曲を織り交ぜて。1曲めは、早川くんのオリジナル曲「Kiteflying」。続けてセロニアスモンクやジョンスコフィールドを彷彿させるスイング4ビートの「Ankle Hold」。以下URLが、台湾初ライブ記念映像です。



Kiteflying
https://youtu.be/YgR5uKkX3vo

Ankle Hold




1,2曲めが終わって大竹くんが中国語でMC。僕が紹介されて、渾身の初中国語でのご挨拶でした。実は、中国語学科の息子に空港で文章考えてもらって発音指導してもらっていたのでした。「Ankle Hold」の映像の最後に入っているので、よかったら見て笑ってやってくださいね。

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僕の曲は「無彩色」「Dancing In The Darkness」「Mad Hatter Blues」「Ring World」の4曲を演奏。後半は大竹くんと僕のバトルみたいのもあったり相当ロックな展開でした。


東京中央線は完全にバンドサウンド。細かいことは譜面には何も決まっていません。コード進行とかもその場でどんどん作られる感じ。ジャムバンドなやり方で楽しかったですね。あと、お客さんがホントに自然に楽しんで盛り上がってくれる印象でした。話を聞くと、いわゆるジャズファンとかは少ない感じみたいです。いい(若い)シーンだな、と思いました。 


●2/23(日)
 
家族と観光した後、17時過ぎに老木珈琲に入りました。
 
この日は福島くんDrが日本へ帰ってしまったので、ドラムレスのセッション。この日は謝明諺(sax)くんが入ります。初対面だったけど、面白いセッションでした。ほとんどが初演奏のオリジナル曲。もう老眼で譜面見るのが大変で(苦笑)。でも楽しいセッションでした。アンコールのブルース「Blue Monk」では、前日夜のディナーでご一緒した Linさんがシットイン。ベーシストって認識だったけど、なんとギターで参加。ケニーバレルみたいなブルージーなモダンジャズギターでビックリ。楽しかった。
 
 
以下URLは謝くんとのデュオ。ジャズって音楽は初対面で直ぐこういうデュオができるのが素晴らしいなあ。まさに一期一会の演奏となりました。
 
 
All The Things You Are
 
 
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初台湾での仕事の印象。とにかくお客さんがナチュラルで温かい。大竹は大したもの。今世紀に入って沖縄のシンガーのサポートを始めてから台湾仕事を始めて14年。台湾を拠点にして、東南アジア、日本などいろいろな場所で仕事をしています。台北では東京中央線メンバーでアパートをシェアして、自宅は日本。こうやって生き抜いているんだな、というのを感じましたね。彼の中国語でのコミュニケーションを聞いていると、「大変だったんだろうな」と想像してしまいます。キミは偉い!
昔の生徒がこうやって活動、活躍していることは本当に嬉しいし、尊敬します。インスパイアされました。僕もガンバらないと、と思った台湾のライブでありました。

大竹くん、早川くん、福島くん、Thomasさん、今回はお世話になりました。

とにかく、また行きたいな! 謝謝!
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