福山、広島にて [日々着眼時々思案]
コロナ騒ぎであまりに気が滅入るので、仕事の相談がてら3/18に東京脱出、広島県に5日間行ってきました。
まずは心の故郷、ソウルブラザーのドラマーお茶屋さん(佐藤茶)がいる福山へ。ここでサックスの浜ちゃんこと浜崎航ジャムセッションに急遽参加しました。彼は僕がジャズ界で尊敬する数人に入る超人。医師免許を持ち、ダイビングはプロ、漁師に素潜りでの漁を教え(驚)、ゴルフ始めたら1年で80切っちゃう!もちろんサックスは最高に素晴らしい!僕がジャズ界のゴルゴと呼ぶ所以ですね(笑)。
僕は福山は日本有数のジャズの町だと思っています。お茶屋さん始めとして、ジャズを愛する人、自然に音楽を楽しむ人たちがいつも僕らミュージシャンを歓待してくれます。
3/18に福山DUOで繰り広げられたジャムセッションは忘れられないライブとなることでしょう。その1コマを映像に残しました。浜ちゃんとの一期一会初デュオはバラッド。音楽は素晴らしいです。コロナで最悪なときに、僕らも会場の皆も心底演奏を楽しみました(映像に現れていると思います)。後になってこの映像を笑って見られるときがいち早く来ることを心から願っています。
Body And Soul
/ 浜崎航 布川俊樹 Live at 福山 DUO
福山では2泊して色々浜ちゃんやお茶屋さん、前原さん(最高のベーシストです)と色々今後のジャズについて語り合いました。浜ちゃんの話はとにかく最高に面白い。彼は、ジャズの新しいコミュニティーの形を考えているようでした。こういう頼もしい後輩の存在はホントに嬉しいな。僕らはそれを「ジャズ島」と名付けたのでした。
そして、福山から広島へ移動してまた2泊。夏にレコーディングを考えている田中民江さんと色々内容相談をしたのでした。民江さんと旦那さんのトッシー先生は、いつも広島でのライブで大変お世話になっている2人です。リハーサルもみっちりやって、だいぶサウンドも見えて来たかな。美味しいものもあまりに沢山食べました(写真はほんの一部です)。友人たちとの楽しい飲み食いは、やっぱり気分変わりますね。
最終日の午後は広島平和記念公園に行きました。
今回のコロナウイルスパンデミックで、世界も日本も、いままでも、そしてこれからもさらに沢山の犠牲者を出すことでしょう(自分だってどうなるかわかりません)。
それでも人間の営みは続いて行きます。この原爆ドームの写真を上げた僕の気持ちは、哀悼と希望の気持ちが織り混ざったものです。もし、生き残ることができたら(身体的にも経済的にも)、自分の持ち場でミッションを全うして行く、そういう気持ちに改めてなりました。これは2011年大震災後のツアーと同じ気分ですね。
それでも人間の営みは続いて行きます。この原爆ドームの写真を上げた僕の気持ちは、哀悼と希望の気持ちが織り混ざったものです。もし、生き残ることができたら(身体的にも経済的にも)、自分の持ち場でミッションを全うして行く、そういう気持ちに改めてなりました。これは2011年大震災後のツアーと同じ気分ですね。
まさに、座右の銘、人間万事塞翁が馬が問われる現在の状況です。
ガンバって生きて行きます。
今後ともよろしくお願いいたします。