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超久々にウルトラマンジャズを聴いてみる [音楽雑感]


おはようございます。秋の3連休いかがお過ごしでしょうか。関東は天気イマイチですね。僕は休みなし。今月は月曜祝日2日とも大学授業があるんですよねえ(グスン)。

 

またまた軽い話題を。

 

高1の息子はいま高校の軽音楽部に入ってドラムをやっています。やたら体育会系の厳しいノリで土日もほとんど部活。最近の彼との会話はビートルズを始めとするOld Rockな話題。親子の会話が増えました。やっぱりポールのコンサートに連れて行ったのが大きかったな(笑)。

 

先日、彼が急に「ウルトラQ」のジャズヴァージョンを聞きたいとか言い出しました。息子は「ウルトラマンジャズ」が小さい頃から好きだったんだけど、ウチに1枚めだけないからそれは聴いてなかったんですね。自分のリーダーアルバムなんだから当然2枚くらいは持ってたはずなんだけど、何故かウチにありません。誰かに貸して帰ってないとしか思えない(苦笑)。YouTubeとか上がってるかな、と思って探してもない。中古品をググってみると……、

 

一時は5万とかで取引されていた商品も天井圏からかなり下落。一番安いのは650円でした(笑)。ヨッパラってたこともあってそれを即ポチリ!

 

 

一昨日到着。全然ジャケット綺麗じゃないか。ライナーも帯も付いてたし。持ってた自分のものよりいいぞ(笑)。

 

ultra.JPG

 

 

10年以上ぶりでちゃんと聴いてみました。

 

新鮮、かつ若い。1998年の録音ですからね。40歳のとき、ディパーチャーLAレコーディング直後です。

 

弾いてるフレーズとかはいまと大して変わらないんだけど、何か違うな。何なんだろう…。ギターはほとんどアーガスのセミアコで結構好きな音で録れています。

 

このレコーディングは完全な2ch一発録り。ミックスとかがないわけです。要は60年代前半くらいまで(なのかな?)のジャズと同じ録音方法です。面白いのは、演奏の終盤になるにしたがってそういう緊張感が高まっています。このテイクが採用されそうだ、ということは演奏しているメンバーはよく感じることがあります。そういうとき2ch一発だったら絶対に曲の最後の方で失敗はできませんからね。1曲め「ウルトラマンの歌」の最後の僕と小池修くんのトレードから一緒に絡んでソロをしているところからエンディングフレーズへは確か合図で行くことになっているんだけど、かなり皆迷いが見られます。「どこで行くんだ」みたいな(笑)。よく終われました。

 

速い4ビートなんかひょっとして途中ロストしてるのかな?とも思わせるところもあって相当な緊張感に溢れています。

 

ジャズ的によかったのは、息子が聴きたかった「ウルトラQ」ですね。オリジナルからしてジャズっぽくてかっこいい曲ですからね。1曲め「ウルトラマンの歌」はちょっとこっ恥ずかしいイージーリスニングジャズって感じ。これがよかったんでしょうね。僕、福田重男、小池修、香取良彦、納浩一、岩瀬立飛も皆アラウンド40。40代は福田氏と僕だけの若いサウンドです。

 

しかし、これが2万枚以上売れたっていうのもありがたい時代だったよなあ…。

 

以下に中古が出てます。もう安いです(笑)。

 

自分のアルバムを中古で買う日が来るとは思わなかった(超苦笑)。

 

 

ウルトラマンジャズ

ウルトラマンジャズ

  • アーティスト: 布川俊樹プロジェクト,布川俊樹,小池修,香取良彦,福田重男,納浩一,岩瀬立飛
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2001/02/21
  • メディア: CD

 


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