ジャズ渡世人、満身創痍の2023年秋の陣(後編)! [仕事色々]
人生初の骨折判明して11月を迎えました。この月は New Band、OJP TRIOのライブ満載です。杖も人生初購入、2日くらい使ってみると結構難しい。こんなに手に圧力がかかるもんなの?と思っていたら…
詳しい人が教えてくれました。何と杖を持つ手が逆だったことが判明(涙)。左足が悪いときは右手に杖を持つ。いまはネットにそんな情報いくらでもあるんだからちゃんと調べろよ、って話。実はこのときから若干手首痛めてていまも痛いです。
そんなギプス生活ですがバンドのCD発売記念ライブは続きます。
●11/10(金)小岩Back In Time
●11/11(土)経堂 Bar Penta
ギプスギタリストですがバンドは絶好調(笑)!ワーミーもワウも折れてる足で踏みます。もちろん酒は控えめに…(ホントだよ)。小岩はBack In Timeシャツで。
●11/23(木)洗足 You'd Be クローズドイベント
あまりに楽しい東大ジャズ研OBの集いでした。大学時代一緒にバンドやっていた1年先輩の若井さんが自分の実家を改造してジャズ喫茶にしたんです。西川くんも東大ジャズ研OBだし、そこでクローズドなライブイベントやろうということになったのでした。あまりに懐かしいメンツ勢揃いして期せずしてOB会となりました。OJP TRIOライブ1時間半の後は、延々ジャムセッションでした。
●11/25(土)関根号福山へ向けてGO !
リズムセクション若者2人は福山へ向けて700km超10時間超の旅路です。お疲れー!
そして僕は水道橋東京倶楽部でLAレコーディング経験して進境著しい岡山のヴォーカリスト橋本アリサさんとDUOでした。
●11/26(日)福山 Grand Soul Cafe Gun's 布川俊樹 Produce Super Session
僕は飛行機で広島空港へ。午後のライブはまさにVSOPセッション!OJP TRIOの3人に盟友福田重男、そして偉大なジャズ界のゴルゴ、浜崎航を加えたスペシャルなライブでした。福田布川DUO、布川福田浜崎トリオ、福田浜崎DUO、OJP TRIO+福田or浜崎、全員など色々な組み合わせでの一期一会のライブ、盛り上がったな。
●11/27(月)広島JUKE
田中民江CD「Love Songs」発売記念ライブ
レコーディングメンバー5人(布川、福田、浜崎、西川、関根)が揃った超豪華なスペシャルなライブとなりました。そしてゲストには民江さんの師匠ウィリアムス浩子さん、広島のレコーディングエンジニア数井さん。皆のおかげで、本当に最高のライブとなりました。民江さんのヴォーカリストとしてのレベルは何段も上がったな。コロナ時代数年間の研鑽の為せる業だったと感じました。あとJUKEで立ち見が出るほどの満員というのもただただ畏れ入りましたね。
●11/28(火)岡山SOHO
●11/29(水)明石 POCHI
素晴らしい方々に別れを告げてOJP TRIOのプチツアー3本が始まりました。基本新譜からは全曲演奏します。あとSJPアレンジヴァージョンのMoon Riverも演奏しました。日々、演奏は自由になって行く感じで楽しいなあ。素晴らしいメンバーです。
●11/30(木) OJP TRIO修学旅行からの名古屋Mr.Kenny's
明石のホテルをチェックアウト後は、老舗っぽい明石焼きのお店でブランチ。
関西から名古屋は高速で行くとまあ2時間くらいで着いちゃうからよく下道を使います。奈良の田舎とか走るの気持ちいいんだよな。今回は何と東大寺に寄りました。高校2年生以来、つまり48年ぶり!
ちょっと感動でした。子供の頃には感じることができなかったな。最初に大仏殿に入ったときに書いてあった内容もかなりグッと来た。
全てのものに関わりがある。細部に全体がある etc. …。まるで現代物理のよう。バタフライエフェクト、フラクタルあるいはホロン構造(知ったかぶりです)?
名古屋到着して最終日もダダダーンと演奏。この日は特に関根くん大爆発でした。素晴らしい写真は大阪のベーシスト津田藤宏くんが撮ってくれました(来年3月の関西ライブではOJP TRIOと共演します)。
●12/1(木)夜中〜早朝 名古屋から夜走りで帰宅
ライブ終わって僕以外は木曜仕事のようなので、夜走りで帰りました。何と新東名入った途端に大渋滞1時間以上停車(嘆)。ちょっと先でトラック炎上事故があったのです。自宅到着は6時前。
いや、ガンバったな。今回のツアーは骨折よりも、ちょうどツアー前日くらいになった腰痛が厳しかった。セッティングやエフェクター操作が一苦労だった。ギプスしてると両脚の高さが変わって変な姿勢になることが多くてそれが原因だったのでしょう。普段ほとんど腰痛ってなかったのに。
というわけでまあ無事(?)
ミッションコンプリート!
バンドメンバー2人、ツアー中お世話になった皆さま、どうもありがとうございました。
ちなみにこの日の午後に3週間ぶりに整形外科行って、晴れてギプス外れました(腰痛ヒドいからって言ったらお許しが出た…苦笑)。
ジャズ渡世人、満身創痍の2023年秋の陣 (前編)! [仕事色々]
秋~初冬のミッションをコンプリートして、今年も終わりが見えて来ました。めちゃガンバった2023年秋の記録を日記風に残しておきます。
●10/10(火)
怒濤の秋はこの丸一日オフ日から始まりました。木曜からのプチツアーと週末の藤野ジャズキャンプ2023の準備にあてる予定にしていました。
ジャズ渡世人タビは荷物の軽減がとにかく大切で、そのミッションに重宝しているのがこのマルチエフェクター NUX MG300(ギターケースのポケットに楽勝で入るサイズだし、入ってるんだか入ってないんだかわからない軽さ)。これがこの日完全に不調を来しました。電源は入るけど、インプットに全く反応しない。あーだこーだトライして、データセーブや同じエフェクターを手に入れてデータ移行作業などで丸一日つぶれた。結局夜11時になっても上手く行かず、あまりに長時間の作業にイライラして立ち上がったときに足が痺れてて左足首を完全に捻って転倒。左足捻挫で泣きっ面に蜂…(涙)。
●10/11(水)福山DUO 布さん道場ジャムセッション
何とかNUX問題は前日大学から帰ってきてあっさり解決。要はエフェクターのファームウェアのヴァージョンを間違えていたという…(嘆)。これだから機械オンチ情弱はアカン。
ロキソニンテープ巻いて左足の痛みを引き摺りながら(もちろん脚を引き摺って)何とか福山に到着。ドラムの広瀬潤次くんがいてビックリ。まあ脚は痛いけど取りあえずソウルブラザーお茶屋さんと深夜まで盛り上がり。
●10/12(木)広島JUKE 田中民江クローズドイベント
秋晴れの気持ちいい日。お茶屋さんと広瀬くんは朝からゴルフ。福山いてもしょうがないから広島に移動。昼間にホテル到着後、平和公園まで市電で行ってちょっと散歩でもと思ったけど、脚は予想外に痛くて話にならない。結局ベンチで寝てました。
夕方から民江さんと落ち合ってジュークへ。ここはこんなに絶景のお店だったんだな。知らなかった。今宵は医師会関連のイベントです。民江さんは既に新譜ができてるからその中の曲を数曲演奏。田中民江2枚め「Love Songs」ははっきり言って力作です!
終わってからはいつもの広島打ち上げ。トッシー先生、民江さん師匠のウィリアムス浩子さんも加わって極上の打ち上げ。
●10/13(土)、14(日)藤野ジャズキャンプ2023
何と朝6時前に起きて7時前の新幹線に乗って一路帰京です(宴は2時までだったのに)。新横浜→八王子→藤野というコース。この時間に乗らないと間に合わない。
無事到着してセッション、セッション、セッション、夜中も部屋呑みセッションです。何というタフネス。渡世人爺の醍醐味ってところ。
翌日は朝9時からまたまたセッション、そしてワークショップ(前日もまたまた2時だったのに)。一体脚は大丈夫なのか(苦笑)?
まあ、何とかなったってことで。お疲れさま。前年第1回めの納浩一、布川俊樹の両オンラインサロンメンバーの会から、今年は拡張して参加者は倍以上の人数約60人。青柳誠、松山修の2人の講師を加えて多彩なセッションやワークショップが展開されたのでした。スタッフの方の尽力なければ絶対成功しませんでしたね。感謝です。
これはスタッフをやってくれた布川サロンメンバー、シキカツさんが作った藤野ジャズキャンプTシャツ。
●10/19(木) Virtuoso 赤坂
布川俊樹 OJP TRIO CD「Organ Jazz Project」発売記念ライブ
この日がついにやってまいりました。実はCDのモノ自体は9月末にはできてて、手売りとかやっていたのですが、正規発売日はこの日です。今回のアルバムは、布川手売り以外でタワーレコードでも流通しています。
ライブレコーディングを経験して、実にバンドサウンドになったと思いますね。いやあ楽しかった。脚は少しよくなって来た気が…(嬉)。
●10/26(木)
10/10以来のオフ日でした。実はこの週になって、脚がズキンとかなり痛いことが増えた。体重のかけ方によってはかなり痛い。全然よくなってない。これはおかしいってことで、整形外科に行ってみました。
何と……
骨折!
65年の人生で初体験です。初めてだからよくわからなかった(嘆)。もっと骨折って死ぬほど痛いのかと思ってたわけです。病院では、2週間以上もほっといたことに呆れられました。その間の暴飲暴食、まあいいわけはないでしょう。「骨くっつかなくなるよ」と脅されました。
そして、人生初ギプス生活突入となったのでした。
To Be Continued……。