お寺ライブ報告と新潟ライブのお知らせ

皆さん、お久しぶりです。いつの間にか１１月も後半ですね。ここらへんから一挙に師走に加速する感じがする。どうも疲れ気味であんまり書く気にならなかったです。もう１週間経ってしまいましたが、先週土曜日に３年連続で行われた興味深い催しがありました。お坊さん６人の読経とミュージシャン３人によるコラボレーションイベントです。

日蓮宗江古田蓮華寺というお寺で行われた江古田のお会式　第15回献楽法要「四諦（したい）」。苦を乗り越え楽に至る模様を表したものだそうです。今回もミュージシャンはマルタ（as）、布川俊樹（g）、ジーン重村（perc）。僕は今回はランドスケープのスティール弦アコギを使用しました。

毎回大変な企画ですが、今回はその中でも最も大変でしたね。最初にミュージシャン３人が登場して演奏する曲がワーグナーのタンホイザー序曲。あの大げさな管弦楽（失礼！…笑。この曲大変美しいです）をサックスとギターとパーカッションでやるという…。住職さんのリクエストだったんだけど、いやあ難題であります。マルタ氏が譜面を起こして僕は主にハーモニー担当（当たり前だ…笑）。これは結構練習して行きました。本番は緊張したなあ。あと、僕の重要な役割はお経の終わりのフレーズを覚えて的確にイントロ出しをすることですね。それから３年連続で演奏したのが「対揚」という声明とのコラボレーション。声明というのはメロディーがはっきりしているお経です。これにアコギで抒情的なコードをつけるとすごくいい感じになる。今回は僕が思い切りそこにインプロヴィゼーションを加えるというコンセプトなんで、ちょっぴりインド的な気分を出してやってみました。あとジーンちゃんのパーカッションとアップテンポのお経の絡みはとても楽しい！最後は１０分以上にも及ぶ全員参加（聴き手も参加する）の太鼓乱れ打ち＆南無妙法蓮華経でございます。ギターは延々かき鳴らし。今年のマルタ氏はコルトレーン後期のようなアプローチでしたね。かなりのトランス＋疲れます（笑）。

終了後は近くの素晴らしい和食のお店で打ち上げ。かなりの仕事だったんで終わった後の１杯は格別、しこたま日本酒を頂きました。

そして明日は新潟でスズメバチバンドでございます。僕は相当新潟久々なんで楽しみ。鶴谷君の故郷です。また飲むのかな（笑）。とにかく盛り上がって行こう！

11月18日　BB　Groove Reunion
@新潟ジョイアミーア
http://weblog.niigata-gioiamia.com/

納浩一（b）、布川俊樹（g）、小野塚晃（key）、鶴谷智生（ds）

１６：３０　オープン
１７：３０　スタート（2セット）

お近くの方は珍しい機会なんで是非いらしてくださいね。

コメント 2

お疲れ様でした♪お寺ライブとスズメバチバンドでしたか～
お寺ライヴ、とっても楽しそうですね・・

何年か前に、お坊さんばかりのバンド見たことあります・・ノリがとてもすばらしかったようなぁ・・でも、画像でしかあまり記憶ありませんけど^^;
インド的はとってもミックスするでしょうね～。。

新潟って昨日でしたか。。

今日は久しぶりにぬのさんのブログ見にきたら、ぬのさんも久しぶりの記事だったのですね・・

・・で、新潟も楽しんでいらしたのでしょうね～♪

盛り上がるのって、ライヴ後のほうもすごかったり・・(^^ゞ
by フー (2007-11-19 14:13) 

フーさん、今晩は。寒くなりましたね。お寺ライブはただ楽しいって言ってしまうとちょっと違う。とにかく緊張感溢れるライブです。今回はですね、ワーグナーが終わった後に重苦しい感じでスローブルース。それに合わせてお坊さんが入堂する。着座した後、すべての演者が２分間完全に静止して微動だにしない（もちろん音はまったく出さない）、というのがあったんですよ。ジョンケージ状態ですね。そんなのも含めて緊張感高いですよ。静寂の中のイントロ出しもしびれます。まあミュージカル仕事なんかと似てるかもしれないけど、雰囲気と１年１回の一期一会っていうのが重みは増しますね。

新潟は楽しかったですよ。まあ次の日記にでも書きましょう。
by ぬのさん (2007-11-20 22:41)