Found日本海紀行(北陸編) [日々のぬのさんのライブ]
皆さん、こんにちは。ちょっと寒いなと思う日が多かったかと思うと急に暑くなったりする。日本の春に春らしい日っていうのは実は少ないのかもですね。っていうか、それが春らしいってことなのか…。三寒四温の春ヴァージョン?
僕なんかは、春は着る服に困るけど、半袖の時期になっちゃえば一挙にヴァリエーション増える。春服をちゃんと持ってるのがホントのお洒落ですね。でももう半袖に上着とかで大丈夫な感じ。
さて、Foundゴールデンウィーク日本海ツアーも予想外の寒さに見舞われました。だってほとんど10℃とかだったんですよ。夜出歩いてると寒くて。
それではFound初のツアー、すなわち日本海紀行を書いてみましょうか。
●4/30(火)自宅〜新潟県見附
GWの谷間。この日は一路見附へ車で。翌日からのツアーの前乗りです。空いてる日でよかった。一宿一飯の恩義に預かるFoundのプロデューサー阿部さん宅へ向かいます(いつも大感謝)。この日はリハーサル。考えてみて、今年3回目の新潟県。関係深くなったなあ。実はこの時期は初めて。またまた新潟県の魅力を知りました。田植え前の田んぼの水が何か湖みたいなんですね。夕方から夜にかけては夕日や家の明かりを反射してすごく綺麗。地元の人は慣れてるだろうけど、僕は阿部さん運転の車に乗ってリハに向かう間、心を奪われていました。
むっちゃんこと吉田睦は隣町三条市からやって来ます。CD全曲をゲネプロです。やっぱりレコーディングでバンドを入れた曲をギター1人でやるのは相当ガンバりが必要ですね。しかし、むっちゃんは本当に安定した歌唱。うまくなったなあ…。
明日に向けての決起焼き肉!
●5/1(水)富山気まぐれSpot KENSO
前日深夜は阿部宅でまたまた2人で相当にモルトセッションしちゃったよ(苦笑)。右端は相当懐かしいもの。ホワイトホースやバランタインも昔のもので味が結構違った。もちろん左端はお馴染みラガブーリン!
まあ、初日富山は近いからゆっくり出発だからよかった。むっちゃんとは昼飯どきにファミレスで合流。そこまでやって来てむっちゃんは急に「大変なことが起きた。家に戻る」。何と、開け放したドアから猫が逃げ出したらしい。むっちゃんなかなかやるな(笑)。事なきを得て阿部さんとは別れてツアー開始です。
初日は富山気まぐれSpot KENSO。音楽教室とライブハウスがあるスペース。ライブはCDの曲順でしっとりバラッドから。お客さんも温かくて、ステージと客席で雑談してる楽しいライブでした。富山弁を教えてもらったりね(笑)。Foundみたいな音楽だとそういう雰囲気が大切です。本編最後はもちろん「I Found You」。これ、ギター1本でやるのは最も大変な曲。練習になるぞ。さて、終了したらもちろん即売&サイン会です。懐かしい顔もあって地方のライブは嬉しいですね。オーナーの池畑外雄さん、いい人だったなあ。
そして打ち上げは、やたら愛想ない矢沢永吉命のロッケンローラーご主人のお店(笑)でとっても美味しいお酒と肴を頂きました。氷見うどんうまかったけど、わさびを麺に絡めて食べてたら「そんな蕎麦みたいに食べんじゃなくて、七味とかかけて食べるもんなんだよ」「あ、そうですか。すいません」みたいな感じ。面白かった(悪気はないんですけどね…笑)。
ちなみに、この日の打ち上げは富山の布さん(?)、布上智子さんもご一緒に。ブラジリアンミュージックに傾倒する素晴らしいヴォーカリストです。実に面白く強力、かつ妖しく美しいお方でした。一緒にパチり。以前、ジャングルトリオで福井に行ったときにお会いしてるんだけどね。
布布コンビです。おー、いい写真(笑)。
●5/2(木)福井ウクレレクラスタ楽音(がくと)
移動が絶対大変だ、って打ち上げで聞いてたんだけど、実は、新潟県の真ん中の見附〜富山間より石川県を通り抜ける富山〜福井間の方が距離が短い。北陸日本海側走ってて思ったのは、新潟県がとにかくやたら長い。富山、石川とかすぐ通り抜けちゃう(笑)。
てなわけで予定外に早い時間に到着。以前紹介した「最もできたローディー岩佐高征くん」のウクレレスポットです。
岩佐くん、大人になったぞ(笑)。
おいらもいっちょ。マンゴー材のウクレレ。メチャ軽くて鳴ります。最高!
てなわけで、軽くサウンドチェックして僕はホテルでゆっくり。むっちゃんは色々お土産を物色してたらしい。何てったって彼女にとっては初ツアー!初福井。
最初のツアーなんて新鮮で楽しいよなあ。僕はいつだったかな?ミッキーカーチスさんの京都ベラミ(*註)かも…(たぶん23歳)。
前日に引き続きとても温かい雰囲気のライブでしたね。顔馴染みももちろん多い。それに音が実によかった。アンコールでは、岩佐くんのウクレレも交えてFly Me To The Moon。
そして、打ち上げは最高のお店でまたまた日本酒と肴。この日、やけに盛り上がった話題は「イワナ、ヤマメ、鮭、マス」が基本的に同じ種類の魚(サケ科)だって話。何と、川での競争に負けた鮭、マスが川から海に都落ちしたらしい(笑)。ホントか(真偽は確かめてません)??サケとマスが生物学的には同じってことは知ってたけどね。こういうどうでもいい話、楽し!
もし、渓流でイワナくんに会ったら聞いてみてください。
「キミはサケと同じ仲間なんだって?」ってね。
そうしたら彼は恥ずかしそうに答えるでしょ。
「それはイワナいで…」
アチャー、座布団全部持って行ってください。
最高の日本海の魚達です。
で、明日の昼は辛み大根蕎麦にするか、有名B級グルメ、ヨーロッパ軒のソースカツ丼にするか悩んでたら、阿部さんから連絡が…。見附2時入りだそうです。早っ(嘆)。
日本海酒と肴のタビは続く……。
P.S…この記事に出て来る登場人物、阿部泰比古氏、岩佐高征氏と僕の関係は過去記事を読むとよくわかります。長文お読み頂きどうもありがとうございました。
新ユニット Found レコーディング
新春日本海鉄道の旅
(*註)…昭和の京都にあった有名な芸能系ナイトクラブ。田岡山口組組長が刺されたことでも知られる。
2013-05-12 18:49
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