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生涯一ジャズ研! [日々着眼時々思案]


皆さん、こんにちは。2月です。何かと色々長かった1月でした(カブは大嵐を食らって品質落として出荷…苦笑。もう畑にはほとんどありません。また仕入れ時を狙いますよ!)。

さて、かなりプライベートな内容ですが…。

僕の生き方の根本にあるのは、中学生の頃のマインド。そして音楽をやろうという態度の根本にあるのは、大学ジャズ研時代にあるとずっと思ってます。

ジャズ研の連中に会うと、もう自然に大学時代の感じになる。それも
東京工業大学なんていうThe理系のジャズ研。女子はほぼ皆無(あ、昔はです)。ちょっとオタッキーで、細かいこと(往々にして大して役に立たない)で議論っぽい感じになったり。いまでも、40〜50代が中心で奥沢リトルジャイアントという我々の隠れ家的なスペースで定期的にセッションをやったりしてるわけです。僕はジャズマンになっちまったけど、サラリーマンになった連中もホントにジャズが上手い。とにかくジャズ魂が何かよいんですね。

それが久々に大きな結晶になったのが、皮肉なことに昨年の Dr.滝澤謙治追悼ライブでした。


そこには、ホントに何十年ぶりかのジャズ研の連中が集いました。

で、僕が言い出しっぺになって、ジャズ研大OB会をやろうという話が持ち上がったわけです。幹事長は追悼バンドメンバーで1年先輩のハービー橘高さん、そして事務局長がリトルジャイアントの名シェフでこういう仕切りの達人、3年後輩のちあき。もう1人、ちあきの同級生でやっぱり追悼バンドの魂のドラマー西尾。そして僕の4人が幹事になりました。で、その日に2/1(土)という日にちだけを決めました。

それからは、名簿の整理です。前回OB会はほぼ10年前。古い名簿や色々Facebookなどを使って連絡先をあたります。ずっと会っていない懐かしい先輩後輩から参加の返信が来る。嬉しいですねえ。そして準備期間数ヶ月、遠くはアメリカ、日本各地から人が集まることになったのです。

2/1(土)中延ボナペティーが会場となりました。僕はちょっと武蔵小杉に用事があってそこから行ったんですね。目黒線で大岡山まで。この駅で降りるのも何十年ぶり。懐かしいと言いたいところですが、ずいぶん前に地下駅になっちゃったんだよなあ。以前の大学が見える電車はよかった。で、大井町線に乗り換えて中延です。店に行く前にちあきと西尾に会っちゃった。ちょっと早いから飲んで作戦を練るかって飲み屋を探したらほとんどなし。で、早めにボナペティーに行ってビールとなりました。まずは幹事達で席決め。こんなことを僕があーだこーだやってるのは奇跡です(笑)。

で、どんどん人が集まって来ます。意外に皆変わってなくてすぐわかりました。会の始まりは橘高幹事長から今回の趣旨説明。大OB会は4年に1回冬季オリンピックとワールドカップの年にやる!宣言、毎年セッション的なOB会は持ち回り幹事でやって行く、などの今後の方針が説明されます。そして、東工大ジャズ研プロミュージシャンの草分け、大口純一郎さん会長就任への了承を満場一致で決定(ちなみに大口さんまだ来てない…笑)!乾杯の音頭は、今回の最長老1960年入学の富田さんにお頼みしました。入学年度が僕1歳(笑)。乾杯の後は歓談タイムです。年配の方から僕の2年上くらいまでの世代は自己紹介的な御挨拶がありました。富田さんによるジャズ研創成期の話が聞けてとてもよかったですね。ディキシーとかで営業の仕事も多かったみたいです。昭和30年代そうだろうなあ…。ダンスバンドもてそうだぞ。だいたいこの日の参加者60人以上で僕は約30番目。全然ペーペーでございます(笑)。

しばらくして、司会のちあきから紹介があって、現役学生による演奏が2曲ありました。ジョーヘンのInner Urgeとギラッドヘクセルマンの11/8拍子の曲。実は彼らが演奏したのは理由があります。部室のピアノが酷いので新たなものにするための資金カンパをOBに募ったわけです。ここで、こんな難曲(何かまさに理系的…笑)を持って来た彼らの気概はお見事!素晴らしかった!演奏もビックリなレベルです(ピアノは1年生だった)。もちろんかなりの資金が集まりました。アンコールでブルース(だったような…記憶が曖昧)。

そして大拍手の中、僭越ながらワタクシが講評。って酔っ払ってるし「素晴らしい!!」って言っただけ(笑)。で、僕がちょっと思い出話をしつつ、大口純一郎さんとのデュオ演奏となりました。大口さんには大学卒業時、目をかけてもらってライブハウスにお邪魔して弾かせてもらったり、大変お世話になったわけです。 It Could Happen To You。たぶんデュオは初めてだったんじゃないかな。結構緊張したけど楽しかった。いくつになっても先輩はいいもんです…(しみじみ)。

これも満場の拍手。締めは大口さんの御挨拶。「事務的なことはできないよ(そりゃーそうでしょう。まったくそういう性格の人ではない…笑)。でもこういう会はいい」みたいなお話だったと思います。

会は名残惜しい中無事に終了。大先輩方に2次会に誘われましたが、幹事の諸々もあったし、引けるのは遅くなって、僕らのまわりの世代の2次会となりました。

何にしてもこんな楽しい時間はそうあるもんではありません。会の間中ずっと浮き足立った感じでしたね。あまりに懐かしい人が多くて、話も色々できなかったのは残念です。

ところで……
今回の参加者ですが…

60人以上いて全員男!!男子校か(笑)??

The 理系の東工大ジャズ研、いま流行のリケジョに負けないリケジャを盛り上げて行こうと我々は誓ったのでした。

でもリケジョもジャズ研に入れよう(笑)!!

以下が当日の絵模様です。西尾カメラマン、サンキュー!!



改めて…

生涯一ジャズ研であります。






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