いよいよ「DuoRama Standards」発売間近! [ニュース]
こんにちは。相当久々1ヶ月ぶりのブログアップデイトです。新年度でバタバタしてはいましたが、大して忙しかったわけではありません。激忙だった先月はちょっとした空き時間に書いたのに。要は、あまり忙しくないと書くネタがないってことか…(苦笑)。
さて、構想から2年半にも及んだ「DuoRama Standards」ついに発売間近となりました。正式発売は7/3。でも5月末にはものができるので、まずは手売りのみで販売します。もちろん、6/4(木)渋谷ラストワルツでの発売記念ライブ、6/11〜22までのツアー(近日詳細アップします)では思い切り行商しますよ(笑)!!
昨日4/29 昭和の日、キング関口台スタジオで録音最終行程であるマスタリングが行なわれました。納ちゃんは都合が悪かったので、しおさい石原社長と僕。お世話になるエンジニアの矢内さんと名刺交換。「初めまして、よろしくお願いいたします」。僕の住所を見て「お住まい、向ケ丘遊園なんですね、私も近いです、溝ノ口…」「あ、それは近い。よく行きますよ。教えてる大学、溝ノ口ですから。洗足音大…」「あ、エンジニアの富さん御存知ですか?私の先生だったんですけど…」「え、それは奇遇だ。僕がやってるレコーディング授業でいつもお世話になってます。」「あ、私、スタジオお手伝いで行ったことありますよ。布川さんだったと思います…」
ということで、初対面じゃなかったことが判明。名刺交換もなかなかいいもんです(笑)。こういう奇遇があると話もはずみますね。マスタリングは、レーベルで数多くのアルバムマスタリングをしている石原さんの方が僕より経験豊富。ほとんどお任せでかなり楽チン。サウンドは非常に気に入ったものだし、曲間でちょっと意見言ったくらい。
無事終了!!お疲れさまでした。
それでは「DuoRama Standards」全貌を紹介しておきましょうかね。以下が楽曲ラインナップ。()内は作曲者です。
(1) A Foggy Day(George Gershwin)
(2) But Not For Me(George Gershwin)
(3) Mack The Knife(Kurt Weil)
(4) P.D. Blues(布川俊樹&納浩一)
(5) I Loves You, Poggy(George Gershwin)
(6) Smoke Gets In Your Eyes(Jerome Kern)
(7) Someday My Prince Will Come(Frank Churchill)
(8) Speak Low(Kurt Weil)
(9) Summertime(George Gershwin)
(10) Yesterdays(GJerome Kern)
納浩一はアコースティックとエレクトリックを5曲づつプレイ。僕はヤマオカフルアコ NY-07をメインにスティール、ナイロン弦アコギを数曲弾いてます。録音は2013年7月30日、2014年1月29日と間をおいて作られました。伊豆高原しおさいスタジオで行なわれました。
25年以上の付き合いの2人のデュオユニット、しおさいZizoレーベル立ち上げ最初のアルバム「DuoRama」発売から15年余。長年の音楽家経験を経た2人がスタンダードのデュオを録音したユニット3枚め。まさに、いまの2人のプレイのエッセンスが詰まった生々しくその表現を味わえる音だと自負しています。また、石原社長が言うには、何と今回がCDとしてのラスト作品だということ。これは非常に感慨深い(涙)!
そしてもう1点!何回かお知らせしておりますが、今回発売するのはCDアルバムだけではありません。
布川俊樹初の自主制作、自主出版でアルバム完全対応の教則エッセイ本「DuoRama Standards ギター完全分析(仮題)」も同時に出します。内容は、まずは僕のプレイの採譜。これは「ジャズギターの金字塔」でやって来たことですが、金字塔より分量が多く、譜面も大きく小節割りなどかなり見やすいものになっています。また各曲毎にテーマを決めたテキスト、昨今盛んなジャムセッションで如何にプレイするか、ということを意識して文章を書きました。これは「ジャズの壁を超える100のアイディア」に近いものですね。
加えて!!これが今回の教則本の売りなのですが、付録マイナスワンCDは納浩一のベースだけのもの。つまり、マイナスワンと一緒にプレイすれば、納浩一とデュオができるのです。これはいままでなかったタイプの教則マイナスワンなんじゃないかな。アルバムとして発売するCDのマイナスワン!ギタリスト以外でも相当楽しめると思いますよ。
ちょっと興奮してしまった(笑)。
この教則自主出版は僕にとってもリスクを取るチャレンジです。最初は僕が直接販売して行く予定です。また販売方法など決まったら改めてホームページ、ブログ、Facebookなどに随時アップして行くつもりです。
ということで、DuoRama新作2タイトル(セット販売もする予定)、お楽しみに!
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