恐るべし AI ! [日々着眼時々思案]
おはようございます。昨日御茶の水G Club Tokyoでのレッスン仕事行ったらマニュアルを貰った。4月新年度から生徒とのレッスンスケジュール決めなど全てサイトで一括管理で行なうことになった模様。
大学事務仕事は既にすべてポータル化している。以前はメールでお知らせがあったことが、ポータルをちゃんと見てないと情報もゲットできなかったりするわけだ(見ているのが当たり前とされている雰囲気)。これが忙しかったりするとおろそかになるんだよねえ…。全てがポータル化すると、何かにつけて融通が利かないことも多く、実に「古い奴」にはめんどくさい(苦笑)。
思うことはですね…、これだけこういう流れだと、いわゆる事務仕事っていうのはどうなって行くんだろうな、ってこと。よく雑誌で、これから消える職業、残る職業みたいな記事があるけどかなり考えちゃうな。
閑話休題。囲碁にはまったく疎いんだけど、AIがトッププロ棋士撃破みたいなニュース。将棋だったら羽生名人が勝てないみたいな話でしょ?
http://www.yomiuri.co.jp/culture/20160312-OYT1T50073.html
寂しいねえ。囲碁、将棋を始めとするゲームでは、学習するようになったAIに人間が勝てなくなったってことは、そのジャンルでは人知が及ばない神がAIだというようにも思える。人間はそのAAIの手筋を研究して強くなろうとする、ってことになって行くのだろうか…?
翻って仮に音楽だったらどうだろうか。いままでの音楽の方法論(あらゆる作曲やら演奏のスタイルやら)を記憶したAIってどんな感じだろう。そこに適当に緩い失敗やらアバウトなところまで考えられていて、かつ学習する AI が音楽を作ったら(昔、高校同級生加藤総夫がジャズ本でそんなこと書いてたな)。
倫理的な問題や経済的なインセンティブがあるか否かとかは置いといて、録音する音楽だったら相当いいもの(感動できるというような意味において)ができるようになると僕は想像する。
ライブパフォーマンスは、人間がやることろを見ないと面白くないから(肉体がポイント、つまりは身体性)まあしばらくはダメだろうけどね(そういう人間の価値観が変わらない限り)。ロボット野球チームがいくら強くても面白くないでしょ?まあ、人間にとってはだけどね…。
若い頃、好きだったSF世界は本当に具現化しちゃったなあ…。自分が生きてる間にAI音楽家を研究して音楽をやるなんていう時代にならないことを願いたいところではあります(笑)。
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