2016年夏盟友オヤジコンビデュオツアー絵日記(前編) [日々のぬのさんのライブ]
お盆休みでお休みの皆様、酷暑ですがお元気ですか?ワタクシは仕事の日々であります。
8/4(木)〜11(木)までの8日間、福田重男 布川俊樹黄金(?)の盟友オヤジコンビデュオ「ジャズ渡世人のタビ」でした。相変わらず楽しいコンビの道中でしたね。
いつものように日記風に行きましょうかね。
●8/4(木)川崎市多摩区登戸〜大阪梅田 azul
まずは、福田氏が9時に布川宅近くの小田急線登戸駅にやって来ます。今回は昨年暮れからの愛車ボルボ13くんでの初のツアーです。
新東名沼津あたりでパチリ。
その数十分後、静岡を過ぎてしばらくして喜劇が…!
トンネル内で捕獲されました。それも覆面ではない真性パトカー!!
「そんなに速かったですか?」「速いです」「ここは100kmですか(知ってて言ってみる…苦笑)?」「そうですよ。27kmオーバー3点になります。ホントは免停になるくらいのスピードだったけどね」「後ろからマークしてたんですか?」「静岡あたりからついてますよ」
なるほど、ぐうの音も出なかった。色々なスピードを試してたからなあ(爆)。
「いくらなんですか?」「18,000円です」「親の跳ね万振り込んだってわけですね?」「……」
まったく、7巡めくらいにパーピン切ったら、親のタンピン三色ドラドラ振り込んだくらいのノーマーク(笑)。覆面を探す能力は何回にも渡る渡世人タビ経験でかなり高くなって過信してたなあ…。パトカーはまあSAとかに隠れてるんだと思うわけです(でも結構そういうところを通るときに側道も注意してたんだけど)。で、めぼしい獲物を見つけたら、追走してトンネル内で近づいて捕獲するという戦法と見ました。
まるで、ジャングルの猛獣だな(笑)。だけどさ、新東名ってどう考えても最高速度120kmにはして欲しいなあ(とグチを言ってみる。フェラーリとかそういう車乗ってる人だっているんだから)。ゴルゴ13なら絶対バックは取られないけど、まだまだボルボ13くんは甘いってことですね。
でも万事塞翁が馬の人は、こんなことでは凹みませんよ!こんなスピードで初日に捕まってよかったのです。お調子者だから、捕まらなかったら後でとんでもないことになっていたかもしれない。
しかし、捕まっているパトカー写真を撮ってる福田氏にも笑います。
無事(?)梅田azulに到着。ここはホントに素晴らしいお店。
2人の新曲も2曲づつ披露。初日から楽しいライブとなりました。
●8/5(金)大阪梅田 azul〜高松 So Nice
この日は素晴らしいホテルで正午までゆっくり。意外にタビって移動距離が短いときは朝時間がのんびりできます。結構事務仕事してたけど(笑)。
今回のツアーは実は目論みがあるのです。
まず、2011年にリリースした「Childhood's Dream」が1回増刷を経てまた在庫が最近50枚を切った。次回増刷予定はありません。それを売ってまわっちゃおうってこと。
それと、数ヶ月前に福田氏と飲んだときに、もうCD在庫もほとんどないし、5年経ったから次作でも作ろうか、ってことになった。で、次作は純粋デュオだけじゃなくて、ちょっとフュージョンぽい曲とか書いてリズムセクションも入れてやろうかっていうアイディアが出たわけです。それで、7月1回福田宅でリハーサル。2曲づつ新オリジナルを持ち寄ったわけです。
昼の腹ごしらえ。
大阪と言えば粉ものですな。しかし暑い。僕だけビール、福田氏に運転頼みました。
高松到着。高松は2011年からやたら行くようになりました。中学時代の同級生で親友の阿久根くんが当時赴任していたからです。彼はもう高松から東京に戻って来ましたが、彼が作ってくれた縁で、高松ジャズユニットの方々ととても仲がよくなりました。宮本吉朗(b)、関谷利裕(g)、大野健次(ds)の3人(敬称略)。宮本さんは鉄鋼関係会社社長、関谷さんは弁護士(元香川県弁護士会会長で多田誠司氏の同級生)、大野さんはペインクリニック院長。ジャズやってなきゃ渡世人にはあまり縁のないVIPな方々だなあ(笑)。皆さん、ホントにいい方なんです。今回も僕らのデュオに加えて3曲共演しました。高松の方々には大変喜んで頂けたようでした。嬉しいことです。
●8/6(土)高松 So Nice〜高知某お宅〜パンチョス
朝9時には出発です。この日は昼間のホームパーティー仕事と夜のライブハウス二本立てだったからです。
某Cさんお宅に到着。高知市街からちょっと山に登ったあたりです。ステキなお宅にNYスタインウェイがあってそれを福田氏に弾いて欲しいという要望があったことが、この仕事に繋がった経緯です。一体どこでこのLadyと知り合ったんでしょう?
さて、お宅に僕の機材を搬入しようとすると…、
何と物販のCDや教則本を入れておいた袋がない!!
大ショック!So Niceに忘れた、さもなければ車に荷物を積み込みしたときに道路に置き忘れたかのどちらかです。後者なら最悪のケース。まず出て来ないでしょう。しかしCDは30枚くらい入ってるし、教則本もかなり入っている。特にまいったのは、残り在庫が20数枚になった「Childhood's Dream」が10枚入ってること。
これは凹みました。スピード違反とは比べものにならない。
ただ、もう演奏開始時間になっていたので、演奏開始。心ここにあらずながらそこは「ジャズ渡世人のプロ」ですから演奏はきちっとやりました。もう気分は最悪。
インターミッションに高松ジャズユニット宮本さんと連絡が取れました。何と…
あった!!!
超ホッ……。
店に忘れていたようです(忘れ物チェックは結構したのになあ…嘆)。
後半は異常に盛り上がって演奏しましたとさ(爆)。
夜はパンチョスへ移動。デュオと森博子さんを加えた演奏。
アフターはまず土佐料理を食してから、森さんの同級生がママやってるカラオケスナックへ。数時間の大盛り上がりカラオケ大会。皆歌う歌う。福田氏は十八番の「あふくろさん」。僕は「宇宙のファンタジー」とか。実は前回、ここで異常に盛り上がってCさんと知り合ったんだよね。飲み会も重要ってことです(笑)。
興奮のうつぼ。
もちろん鰹!塩たたきがいいです。イカ団子も旨し。
巨匠「あふくろさん」!実は動画も持ってるけど、それはもちろん門外不出(笑)。
●8/7(日)高知〜島根県出雲味巣亭
アホな忘れ屋さんのおかげで、高松経由となりました。宮本さんには大感謝ですね。彼は慶応大学ジャズ研で数年上の先輩にあたります(僕は慶応ジャズ研もたまに出入りしていました)。笹路さんと同学年なのかな。
出雲味巣亭に到着。何とお店の入り口路面がこんな風に…。
ありがたいことです。
店に入ると、ゲストの広島のヴォーカリスト民江さんも到着していました。最近、御結婚されたため中村民江改めヴォーカリストとしては民江(Tamieなのかな?)で行く模様です。
なかなかいいライブでした。民江さんは3曲参加。島根県でのライブではいつもお世話になっている地元のピアニスト&講師のかのちゃん(内田佳能さん)にはいつも大感謝です。
この日の打ち上げもなかなか豪華。
奥の男性はトッシー先生(産婦人科)こと田中敏文さん、民江さんの旦那さんです。前回広島で僕がウィルス性胃腸炎になって体調最悪だったときに点滴を打ってもらった恩人です。いつも御馳走になりっぱなしなんだけど、今回は美味しい白ワインを頂きました。左端はかのちゃん。
To Be Continued……
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