人との縁が産み出すビータ(前編) [日々のぬのさんのライブ]
初日前橋は、夢スタジオというところ。ここにはベーゼンドルファーがある。嬉しいねえ、彼のプレイで聴けるのは。演奏曲は、僕のレパートリー「Moon River」「Dancing In The Darkness」、彼のレパートリー「Go Ahead Nigel」「Rachel's Lament」に適当にスタンダードを加えたもの。古き良き時代の感じでやろうって彼が言ってやった「Wrap Your Troubles In Dream」とか面白かったな(でも意外にコード進行難しくて勉強になりました)。ちなみに群馬県は福田氏の出身地。もう1人同郷の女子ヴォーカリスト鈴木愛美(http://manamisuzuki.net/blog)が3曲参加(僕は初共演)。彼女は18歳の頃から6年くらい福田氏に面倒みてもらってるって言ってた(彼は面倒見いいからねえ)。何か屈託のない物怖じしない感じと素直な歌い方が好感度高し!
終わってからは2軒打ち上げ行って、福田氏の高校の先輩で印刷会社社長Kさんのお宅に一宿一飯のご厄介。離れ!に宿泊。翌日朝は美味しい紅茶と朝食を素敵な奥様に頂きました。とっても人当たりよくて品のいい感じの御夫妻。福田氏とKさんの深い交流関係を垣間見る。
昼から上越市に移動。4時くらいに到着。ここで、またまた福田氏の知り合いの強力なご年配Kさん登場(またまたKさん)。67歳の新聞社社長さんだ。何か凄いパワーを感じる人でイメージはやり手政治家。スーパードライビングで日本中どこでも車で行ってしまうらしい(年間7万kmだとか。タクシーみたいだ…笑)。噂では●ーター振り切りの世界らしい。あの福田氏が車に同乗してたまげたっていうくらいだからね(笑)。もう一人のコンサート仕掛人が地元の女性Mさん。この人も言葉の端々にものすごい行動力を感じる。ライブの場所は上越市民プラザ。行政が絡むイベントコンサートなのだろう。「1 Coin Live」と銘打った入場料500円のライブ。Mさんの御尽力あってこういうことができるわけだ。感謝!この日は、ヴォーカリスト朝野純さんが3曲加わった。彼女も僕は初めてだったけど、本当に素晴らしいヴォーカリスト。節回しのフレージングや声質、裏声の使い方が絶妙で、福田氏と感心することしきり。何か飲み会でも彼女の裏声の話題で盛り上がった。ちなみに彼女の新潟タビ日記(http://blogs.yahoo.co.jp/asanojun8739/51054507.html)に打ち上げ証拠写真が…(苦笑)。
この日の打ち上げは最初の「ク」にアクセントがある女性のいるクラブ。日本酒を痛飲してかなり酔っぱらい。盛り上がってカラオケ三昧。ひどいもんだった。福田氏の「千の風になって」なんて聴けるチャンスはなかなかない(笑)。あとその日僕らのテーブルにいた女子Hちゃんが最高!何かピアノの話になって、ぬのさんが「僕はピアノ赤バイエルでヤメた」あたりから、彼女も子供の頃からピアノやってるってことで話を始めた。
H「私はバイエルとかやってないんですよ。先生のやり方がAメジャーとかDマイナーとか…」
我々「そりゃーいいね。ポップスとかそのままやれるもんね」
H「ドイツ式だったんですよね」
我々「??……」
3秒後 爆笑
我々「そりゃー英語だよ!」
そこから一挙に場は盛り上がり、バンドマン逆さま言葉の指導やら「デーマンゲーセンっていくらだ?」とかで超盛り上がったのでした。ショパンの話になって、ぬのさんが「戦場のピアニスト」を映画館で観て嗚咽を漏らすほど号泣してしまった話やらなにやら。Hちゃん、観たかな(笑)?
さて、話が長くなって来たから前編ということでここまでにしよう。ちなみにスーパーマンのK社長は美声を披露した後「明日仕事で早いから今日は失礼するわ」って言って3時前くらいに出てったんだけど、東京まで車で帰るって!!我々バンドマンをも凌ぐ圧倒的体力に感服……。
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