ジャズ.スタンダード.バイブル [音楽雑感]
皆さん今晩は。いよいよ師走ですな。早いなあ。
さて、長年の音楽仲間であり友人であり、僕の書籍「ジャズの壁を超える100のアイディア」でも最も登場している人物、
納浩一。
まったく自分とは色々な意味で対照的な立派な人であり、身近な人で最も尊敬している人です。
その彼が日本のジャズシーンの歴史に残る素晴らしい仕事を50歳にして成し遂げました。
「ジャズ.スタンダード.バイブル」。
今日、大学で、生徒来ないもんだから、ちょっとそれ見てカラオケ掛けながら練習してみたわけです。
いやあ、盛り上がった。大体こんな巧いカラオケバンド聞いたことないぞ(笑)。
この本、何がいいって……
●見やすい。1曲が1ページに完全に収まってる(あるいは両面2ページ)。4小節ごと1段となっている。
●選曲が完全に実際の現場に即している。
●コード進行が我々の現場で使っているものである。
かつてないジャズ楽譜集なわけです。
これを作るのが如何に大変だったことかはミュージシャンが見ればすぐわかります。彼にしかできなかったでしょう。この本には、彼のジャズに対する愛と情熱が溢れています。
この記事を読んでいる学生&僕の弟子、直ちに買うように(笑)!
というわけで、僕も全曲練習してみることにしました。やったことない曲も結構あったからね。ひねくれ者だから最初からじゃなくて後ろから始めて今日頭文字Sまで(笑)。
ジャズ・スタンダード・バイブル ~セッションに役立つ不朽の227曲 (CD付き)
- 作者: 納 浩一
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2010/11/15
- メディア: 楽譜
先生に間違えたコード進行のオケを作って送った僕としてはマストアイテムのような気がします。
CDでしかもマイナスワンまでの音源付きというのが、とても親切という気がしますが、制作する方はホントに大変だったんじゃないか?と思います。
by dacksfield (2010-12-02 08:26)
dacksfieldさん、もう手に入れましたか?何か楽しんで練習できる気もしますよ。カラオケは素晴らしいです。
by ぬのさん (2010-12-02 09:17)