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中学校芸術鑑賞会 [仕事色々]


皆さん今晩は。2月最初の記事ですが、もう2月も終わりですね(苦笑)。

2/22(金)川崎市の某中学校で芸術鑑賞会を行いました。

学校の芸術鑑賞会、マルタさんの仕事では結構やってるんだけど、自分がリーダーになってやるのは2回目。前回は「Ali's Dance」とかの頃だったから20年近く前。気分的にはほとんど初めての感じでしたね。

責任重大でちょっと緊張しました(笑)。

今回の演奏メンバーは洗足音大ジャズコースの若き精鋭たち、宮木謙介(bs)、後藤沙紀(p)、石垣陽菜(b)、伊吹文裕(ds)、吉田沙良(vo)。PAスタッフは音響デザインコースの学生2人。前日に洗足音大から機材を色々借りて搬入しておきました。

当日は朝8時入りで体育館でサウンドチェックです。寒いのなんの!

午前中リハして本番は1時半から約2時間。


内容は、

ジャズって何(ジャズの発祥と歴史を超はしょって説明)? 
ジャズスタンダードとは?

ジャズの演奏ってどうやってやるの?
〜ブルース講座

リズム&アレンジ講座(様々な音楽のリズムを紹介して曲を演奏する)


こんな感じです。

よかったのは、ブルース講座で中学生吹奏楽部の有志4人にジャズ演奏指導(ブルーノートペンタトニックを使ったブルース演奏)をしたこと。これで一気に盛り上がった。そりゃー生徒たちも自分たちの友人が演奏参加したらグッと親近感湧くよね。実は、前日その4人にちょっと指導したんだけど、すごく練習して来て皆ジャズ初体験にして素晴らしい演奏でした。

あとは本邦初公開、ヴォーカル入りのウルトラマンジャズとか面白かった。SJPアレンジヴァージョンの「Moon River」もヴォーカル参加で演奏しました。さすが若き圧倒的才能吉田沙良!


手前味噌ですが、鑑賞会、大成功だったと思います。珍しく台本まで作ってやった甲斐があった。先生方にも生徒たちにも非常に好評でした。寝てる生徒が全然いなかったのが嬉しい(笑)。アンコール前の質問コーナーもかなり質問があってビックリ。やっぱり学生がメンバーっていうのもよかったかもね。洗足音大のメンバーは僕より中学生の方が全然歳近いわけだから…。

こういう芸術鑑賞会、ジャズの草の根布教としてとても大切なことだと感じています。僕が中学高校生の頃は、どう考えても、ジャズを意味ある情報として耳にする機会はいまより多かったと思います。テレビの地上波で取り上げられることも多かったし、ジャズ喫茶は全盛だった。雑誌情報やFM番組も力があったから、ロック好き→ジャズ(僕がそうだった)っていう流れはかなり自然にあったと思うわけです。いまは巷の飲み屋やファミレスでジャズを耳にする機会はメチャ増えたけど、それは意味ある情報ではない。要は、こういうニッチな音楽は100人の人が聞いて1人に感銘を与えることができれば、それは意味あることなのです。僕は中学生の頃、クラスにジャズ好きな友人が2人いた。いまでも彼らは親友です。まあ中学生でジャズを聴くなんてそれだけいりゃー大したものなのです。だから、とにかく10代の子供たちにジャズを聴かせる機会をつくること、それがいま大切だと感じています。


ところでこの芸術鑑賞会、3年生の学年主任、E先生が僕のファンだったことから実現しました。世の中どんな縁があるかわからないなあって改めて実感した次第。

IMG_0518.jpg
無事終了で記念のパチッ!! 左から伊吹くん、E先生、
宮木くん、山崎くん、ぬのさん先生、吉田さん、鈴木さん、
後藤さん、石垣さん でした。


皆さん、お疲れさまでした!



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