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布川俊樹 JAZZ GUITAR オンラインサロン開始2週間余 [ニュース]



こんにちは。このコロナ巣篭もりも2ヶ月近くになって来ました。凹んだり黄昏てるヒマもないこの2ヶ月でしたね。

主な仕事は、大学授業とレッスン全てのオンライン化に伴う日々の準備と5月アタマに立ち上げた「布川俊樹
JAZZ GUITAR オンラインサロン」の準備。ほとんどが映像作りと編集なのですが、それこそほとんど毎日朝から晩までやっています。例えば1つの授業について8時間くらいは編集作業してるわけです(アンサンブルクラスは星野源方式で、学生の映像を集めてミックスするというやり方なので)。そしてプライベートには母の死とそれに関わる手続きもあります。ホント、めちゃ忙しいのに収入がない昨今の生活ってところでしょうか…(アタマ痛いです…苦笑)。

 


さて、こういう危機の時代に生まれた、新たな仕事の試み「布川俊樹 JAZZ GUITAR オンラインサロン」、もうプータローに近いので盛り上げて行かなきゃってことで、この5月のサロンの投稿、様子などをここに紹介することにしました。


 


いま、オンラインサロンが正式スタートから2週間超。順調に会員さんも増えて現在40人です(スタッフ含めて)。まあいい感じの「緩ーい布川ジャズ研」になっている気がします。でも相当投稿は活発化。たくさんのヴァーチャル共演映像が投稿され、部長のワタクシとしては嬉しい悲鳴ってところ。全ての映像を観てコメントしてますから。


 


ここで、宣伝ということで、プレオープンの月初から、僕がどんな投稿をしたかを紹介してみましょう。以下が、サロンのみの限定コンテンツです。


 


ジャズ入門者&初心者向け教則映像&譜面など解説資料


5/1 up


(1)C. メジャースケールポジション


(2)色々なキーのメジャースケールポジション


 


5/23 up


(3) 3 Way Voicingって何?(ジャズコードワークの始めの一歩)


 


ジャズ中上級者向け教則映像&譜面など解説資料


5/7 up


(1)布川せんせーと演奏しよう(5 Part2)「Stella By Starlight」上級者&プロ向け映像


(2)Stella By Starlight」楽曲解説


(3)Stella By Starlight」ソロ譜面解説


(4)Stella By Starlight」コードワーク


 


5/24 up


(5)布川せんせーと演奏しようRhythm-A-Ning」上級者、プロ向け映像


 


限定映像


(1)4/30 up 「Danny Boy」(サロンWelcome Performance 無伴奏ソロ )(譜面あり)


 


限定譜面 or アレンジ解説


(1)5/4 upBeat Panic (VALIS Quattro)


(2)5/4 up Children In The Lost Paradise (VALIS Quattro)


(3)5/10 up Departure (VALIS Quattro)


(4)5/16 up Autumn Leaves (布川俊樹 SJP)


(5)5/19 up Bb Blues(布川俊樹JAZZ CHANNEL教則映像「意志あるフレージング」対応)


 


マイナスワン映像 (セッション用マイナスワン映像 with 布川3)


(1)5/11 up Cool Struttin’ 


(2)5/18 up Tenor Madness


 


サロン限定エッセイ


(1)5/21 up 「ジャズのスイングフィールの4分音符について」


 


なかなか充実してるでしょ?


 


まあこんな感じで、入門&初心者映像と中上級者向け映像を月イチであげて行くのが目標かな。あとはテキトーに思いついたものをあげていきます。


 


5/30(土)夜は初のオンラインサロンZOOM飲み会もありますちょっと楽しみ。


 


ご興味のある方は是非「布川ジャズ研」!じゃなくて「布川俊樹 JAZZ GUITAR オンラインサロン」是非覗きに来てくださいね。性に合わなかったらひと月でやめたってOK。ギタリスト以外の方も複数参加しております。敷居は低いですよ。


 


https://toshikinunokawa.jimdofree.com/online-salon/


 


 


 



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ジャズ・ブルース・ギターの金字塔 (CD付) 新機軸ハイブリッド・ペンタトニックで攻略する入門書

  • 作者: 布川 俊樹
  • 出版社/メーカー: リットーミュージック
  • 発売日: 2020/03/13
  • メディア: 楽譜



ジャズ・ギターの金字塔 (CD付) 基礎/コード・ワーク/ソロ/スタンダード曲

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  • 作者: 布川 俊樹
  • 出版社/メーカー: リットーミュージック
  • 発売日: 2018/09/25
  • メディア: 楽譜



 


 


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Facebook 「7日間ブックカバーチャレンジ」をやってみた! [日々着眼時々思案]



Facebookで7日間ブックカバーチャレンジという企画が回って来ました。まあ、言ってみればチェーンメール的なもので、こういう巣篭もり時代に色々なバトンが回されて来ます(苦笑)。実は最初は気乗りしなかったけど、盟友福田重男氏からのバトンだったんで受けました。やってみたら結構興に乗って面白かった。実は、いま「布川俊樹JAZZ GUITAR オンラインサロン」の立ち上げと大学授業&レッスンのオンライン化準備や実験で、事業収入ほぼ無収入のプータローなのにとんでもなく忙しいんですね。この企画で色々振り返ってみると「自分自身の人となり」がわかる感じで楽しい気晴らしになりました。色々書いたので、その最終回7日めの投稿をブログにも載せることにしました(以下です)。1〜6日めに関しては、このページの最後にリンクを張りました。こういうのは、残しておいた方がいいですからね。


(Facebook投稿より)


福田重男氏からまわって来た
7日間ブックカバーチャレンジも完走、本日最終日 7日めです。読書文化の普及に貢献するためのチャレンジということで、好きな本を1日1冊、7日間投稿し、その都度誰かにバトンを渡していくというもの。

 

ルールは、
①本についての説明はナシで表紙画像だけアップ
②その都度1人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする
(ちなみに、この2つのルールは僕は無視しました)


なかなかこの巣篭もり生活の気晴らしに楽しい企画でした。こうやって並べてみると、改めて自分の「人となり」を感じますね。


最終日だから、ちょっと僕が読書に目覚めた時代に衝撃を受けた文学作品を紹介しつつ自分語りします。


高校
1年の終わりか2年になった頃、急に読書に目覚めました。当時僕は「かなり有名な受験校GF」の学生でした。GFってところは表向きには何か自由な感じで、あまりガリガリ勉強超受験校って雰囲気でもないんだな。ところが実は皆、陰ではそれなりに勉強してるわけ(自分も含めてですけどね苦笑)。そのなんか隠蔽されてる感じが当時の僕はすごくイヤだった。まあいま考えれば、自意識丸出しの高2病みたいなもんで、カッコつけて「俺は違うんだ」みたいな気分になってただけだけどね。ジャズ喫茶に通い、バカなことをやり、道化的な気分もありつつ何となくやる気なくて黄昏てる自分に酔う、みたいな感じ。だから後になってみると、自分としては最悪な時代でしたね(自分が何者でもないことに対する焦りだったのかも)。中学の頃はもっとストレートでよかった。大学はホントに好きなことができたから最高だった。

そんな高校時代の気分に完全にしっくり来たのが芥川龍之介。

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あの斜に構えた感じと超頭脳明晰な感じに憧れたわけです。読書が習慣になって、高校大学時代と結構読んだのは、芥川の文庫本10冊くらいを一気に読んだことから始まりました。で、めちゃ影響を受けて、彼がいいと言ってる作家や詩人をとにかく読みましたね。わかってるつもりになってボードレールとかフランス象徴詩、芸術至上主義的なもの。僕はそういうところから芋づる式に本を読んだので、守備範囲はかなり狭い方ですね。特に好きだったのは、彼とやり合った谷崎潤一郎、エドガーアランポー、そして何と言ってもあまりに衝撃を受けたオスカーワイルドでした。

「ドリアングレイの肖像」。もう序文で完全にやられました。最高にカッコいい。僕の人生観、芸術観はこの序文から始まったと言っても過言ではありません。
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(ドリアングレイの肖像 序文)

芸術家とは、美なるものの創造者である。

芸術を顕し、芸術家を覆い隠すことが芸術の目標である。

 

(中略)

 

すべて芸術はまったく無用である。


何と最高の宣言でしょう(これに全くピンと来ない人は、ちょっと僕とアートに対する考え方が違うかも)。

 

30年前、某カトリオでツアー行くと、ペーペーの我々は各地でジャズ喫茶マスターに色んなことを言われました。忘れもしない面白かった逸話の1つ。超酔っ払ったマスターに僕は言われました。

 

「オメーのギターには人生が見えない」

 

当たり前です。人生見せようと思ってやっているじゃないんですから(爆)。

 

彼は正しかったのです。

 

まあ、けなされた、ってことは置いといて。

 

P.S …とは言ったものの、ジャズは、ワイルドの語る芸術とはちょっと違うかな。最近の僕のプレイはかなり「人生が見える」プレイになってる気もします。ちなみに、いま僕は自分を「芸術家(アーティスト)」とは思ってません。あくまでジャズ渡世人です。

 

P.S 2… 最後にインチキしてしまいました(苦笑)。この「ドリアングレイの肖像」を最後に持って来るのは、このチャレンジを始めて直ぐ決めました。で、本棚探すと、やっぱりない(涙)。だから実は昨日散歩しつつ地元の本屋で探してみたら、4軒あたってもなかった(いまローカルな本屋って品揃え大したことないんだな、って改めて実感)。結局、芥川の文庫本を1冊買って帰ったわけです。文庫本買ったの何年ぶりだろ。いま読んだらどう思うのかな。


結局、ドリアングレイのブックカバーはネットから拾って来ました。

お後がよろしいようで(爆)。

●ブックカバーチャレンジ1日め  
「五分後の世界、ヒュウガ・ウイルス/村上龍

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2822027927832666&set=a.484320148270134&type=3&theater


●ブックカバーチャレンジ2日め 
「ホモ・デウス/ユヴァル・ノア・ハラリ
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2823536114348514&set=a.396141537087996&type=3&theater

 

●ブックカバーチャレンジ3日め
「人間の未来 AIの未来/山中伸弥 羽生善治
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2825916960777096&set=a.396141537087996&type=3&theater

●ブックカバーチャレンジ4日め

「ヴァリス/フィリップ・K・ディック
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2827964127239046&set=a.396141537087996&type=3&theater

●ブックカバーチャレンジ5日め
「ジョジョの奇妙な冒険/荒木飛呂彦
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2830366673665458&set=a.484320148270134&type=3&theater


●ブックカバーチャレンジ6日め
「ザヴィヌル/ブライアン・グラサー

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2832525963449529&set=a.484320148270134&type=3&theater

 


 

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