前原潔ファーストアルバム「律」リリース! [ニュース]
前原潔、川じゃないですよ、原!!
福山在住の素晴らしいエレクトリックベーシストです。
その彼がファーストアルバムをこの3月にリリースしました。
前原潔 Quartet / 律
Roots&Fruits Records ¥ 2,000
前原潔(elb)
布川俊樹(g)
福田重男(p)
佐藤茶(ds)
(1) Ornithology
(2) Lady Bird
(3) You Don't Know What Love Is
(4) There Is No Greater Love
(5) Unit 7
(6) Georgia On My Mind
(7) All Blues
(8) Smile
(9) I'll Close My Eyes
福山が僕の西日本のライブの拠点である町であることはたびたび色々なところに書いて来たことですが、それは僕のソウルブラザー、革製品会社社長さん兼ドラマーの ”お茶屋さん” こと佐藤茶さんがいるからです(あ、本名は佐藤正徳)。彼には沢山のジャズマンが一宿一飯どころか多宿多飯の恩義を受けています(足向けて眠れません…笑)。そして、その彼の鉄壁の相棒が、職業お医者さんだというのがとても信じられないスーパーテクニカルベーシスト前原潔さんなのです。
2人のよさはですね、まず人柄が最高にいい(笑)。それはプレイにも繋がっているんですね。彼らと演奏するのはときとして専業プロとやってるより楽しいことも多いんだな。すごくまわりの音を聴いてるし、僕や福田重男の出す音を愛してくれているのがいつもひしひしと伝わって来る。「おだてりゃ木に登る」のはジャズマンの習性(笑)。彼らとの演奏はとにかく盛り上がります。
その前原さんから「福田さんと布川さんとライブをやるときに映像を撮ってもよいですか?個人的に見るためのものです」というような話をずっと言われてた。もちろんそれでもよかったんだけど、昨年急にアイディアを思いつきました。昨年9月の本作レコーディングの少し前3月に僕と福田重男は、広島のスタジオで眼科医ヴォーカリスト中村民江さんの「Lyrics Of My Heart」をレコーディングしていました(しかしお医者さんは素晴らしいミュージシャンが多いなあ…笑)。
http://nunosan.blog.so-net.ne.jp/2015-08-05
これが、地方都市のスタジオでありながら、予想以上にいい音で録音することができたんですね。エンジニアの数井さんがそのスタジオでのサウンドを熟知している素晴らしいエンジニアだったってことが大きかった(すいません。録音前はさして期待していませんでした…汗)。
そんなこともあって、僕は前原さんに、「せっかくやるんだったらリーダーアルバム作っちゃいましょうよ」と提案しました。もちろん、前原さんがそういうことができるレベルのプレイヤーだからこその提案でした。
レコーディングは、まるで福山のライブハウスDUOでのジャムセッションがスタジオに移動したかのように行なわれました。構成やヘッドアレンジを決めてライブやる気分で録音して行きました。こんなに普通にスタンダード曲をてらいなく録音したアルバムはかえって稀有なんじゃないかな(以下URLがレコーディングの模様)。
http://nunosan.blog.so-net.ne.jp/2015-09-21
楽しいアルバムになったと思っています。何てったって、福山鉄壁リズムセクションと30年以上の「Childhood's Dream」盟友コンビの融合だからね(笑)。
最後に、今回僕の使用したギターは、やはりこの福山コネクションで知り合った素晴らしいギタリスト川内裕さんのギブソンES345。いつもの僕のギターサウンドとは一味違ったものとなっていて自分としては新鮮ですね。
福山コネクションにはいくら感謝しても感謝しきれません。そしてその礎を作ったのは、数年前亡くなった福山の「ジャズの先生」DUOのマスターとんさん(桑田さん)だということを忘れることはできません。
彼の薫陶を受けた2人の素晴らしいグルーヴがこのアルバムには溢れています。そして、それこそがジャズの楽しさなのです。
P.S 1…前原さん、いいものができましたね!レコーディング直前に生まれた息子さんの律くん(実はこのアルバムは父から息子への誕生祝いだったんです)、そして奥様の麻里さんに、僕からもこの音楽を誕生祝いとして捧げたいと思います。
P.S 2…春の珍事か奇跡か!この前原潔1st CD「律」がアマゾン日本のジャズチャートで何と1位になりました。発売日から3日間その座をキープ!本業お医者さんなんですけど(笑)。まあ一瞬だとしてもめでたい事件でした。
ジャズ・スタンダード・バイブル For Adlib 発売! [ニュース]
ジャズ・スタンダード・バイブル FOR ADLIB ~50の名曲で学ぶ実践アドリブ構築 (CD付)
- 作者: 納 浩一
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2015/11/25
- メディア: 楽譜
教則本「布川俊樹の The Standard Jazz Guitar」購入方法について [ニュース]
DuoRama CD、教則本ともに無事自宅に到着。すさまじい在庫となっています(苦笑)。
CD「DuoRama Standards」と同時発売教則本「布川俊樹の The Standard Jazz Guitar」はCD完全対応の内容(以下)になっています。
●プレイヤー自身が書き下ろしたギターコピー譜面とその解説(金字塔より量も多く、見やすい譜面となっています)
●各曲毎にテーマを決めたエッセイでは、練習やジャムセッションなどに生きるアイディア満載。
●ラストは布川、納、石原しおさい代表の三者鼎談
●またこの教則の自信を持っておススメできる点は、CDのトラックからギターを抜いたマイナスワン音源が付録についていること。つまり、トップベースプレイヤー納浩一とデュオ共演ができるのです!これはかつてなかった教則本ですぞ!
6月から販売を開始します。もちろん今月からのすべてのライブ会場では直接販売いたします。
郵送での購入御希望の方は
n-valis@da2.so-net.ne.jp、またはFacebookなどで購入希望のメッセージをください(見落とす可能性も多いので、記事へのコメントなどではなく個人宛メッセージでお願いいたします)。
代金振込先をお知らせいたします(既に購入希望連絡を頂いている方には先ほど連絡いたしました)。
以下が当面の販売価格となります。
●ライブ会場などでの直接販売価格は
CD 2,800円(税込み)…8円ディスカウント
教則本 2,000円(税込み)…160円ディスカウント
CD+教則本セット 4,500円(税込み)…468円ディスカウント
●郵送での販売価格
郵送の場合は教則本関係のみになります。
教則本 2,200円(税、送料込み)
CD+教則本セット 4,800円(税、送料込み)
ちなみに定価は、CD 2,600円(税抜き)、教則本 2,000円(税抜き)です。
発送は基本的には1週間に1回水曜に行なう予定ですが、第1回めは6/5(金)の予定です。前日までに振り込みが確認された分を発送いたします。
第1回発送日…6/5(金)
第2回発送日…6/10(水)
翌週はツアー中のため、発送は行ないません(可能なら行なうかもしれません)。
第3回発送日…6/24(水)
7月以降は当面毎週水曜発送とします。
完全自主出版、アーティスト自らの発送ということで、色々とご不便をかけますが、ご理解頂きたいと思います。
何卒よろしくお願いいたします。
いよいよ「DuoRama Standards」発売間近! [ニュース]
池上信次さんと久々のお仕事 [ニュース]
I Found YouがCMソングに! [ニュース]
遅ればせながら今年初ブログ [ニュース]
布川俊樹関連グッズのご紹介 [ニュース]
連続アップデイトです。秋も深まるよい季節に夏頃の亀ニュースですが(汗)、布川俊樹関連グッズの紹介を超遅ればせながらいたします。
Daikingコーポレーションより布川俊樹シグネチャーピックを発売しております。いわゆるティアドロップで先がかなり尖っていて硬くて厚くないというワタクシの好みを反映したものです。ギタリストの皆さん、是非お試しください!
僕のサインは野球選手系。子供の頃もらった王貞治さんのサイン色紙のイメージですね(笑)。
そして、もうひとつ。僕が現在愛用しているフルアコは倉敷のギタービルダー山岡則正さんのハンドメイドアーチトップギター。そのヤマオカギターのNewギターを僕が弾いている新作プロモーション映像を以下URLで見ることができます。僕の使っているNY-07もそうですが、相変わらずアート作品のような美しいヤマオカギターの世界を御覧ください。新しいNY-3ってギターがフルアコ王道の素晴らしいサウンドでした。
https://www.youtube.com/watch?v=lUAksrDwsdU
今度はキックボクシング「ZONEテーマ曲」! [ニュース]
来年「デュオラマ Plays スタンダード」リリース!! [ニュース]
皆さん、今晩は。だいぶ秋も深まって来た感じですね。今年もあと2ヶ月ちょっと。実は年内ライブがあまりありません。何となく取りそびれちゃったんだけどね。ここは宿題が溜まっているから、チャンス!です。
もう何度か小出しに言っておりますが、来年なるべく早い時期に納浩一とのユニットDuoRamaの3枚目のアルバム「デュオラマ Plays スタンダード」(仮題)をリリースします(宣言)!!
10曲のレコーディングは昨年夏、今年1月に終えているんですね。非常にいい感じ!
ただ、皆さん御存知の通り、いまのCD作品を巡るビジネス的状況、相当じり貧で悲惨なんですね。もうCD出してもどれくらい売れるかは残念ながら見えている。
そこで、おまけを作っているのです。それは「ジャズギターの金字塔4」とも言える教則的内容です。だから自分の演奏をコピーしているわけです。これがですね、やらなきゃやらなきゃと思いつつ時間かかっててしょうがない(苦笑)。いままでの教則はすべてリットーミュージックで出して来ました。大体発売日が最初に決まって、締め切りは1、2ヶ月みたいな感じでした。そうすると徹夜してでも書く。でも今回はしおさいで色々なことを自分たちでやろうとしている。「僕がまず教則部分書いてから…」みたいなノリでやってたら、どんどんペンディングしちゃってる(嘆)。
いやですね、とにかく自分の演奏とはいえ、コピーは大変なんですよ。特に大変なのはコードで弾いてる部分の記譜。速いテンポのある曲は難しくないんだけど、バラッドなんてもうやってて苦行。バラッド2曲を最後に残したら、案の定すごいことになって、朝から晩までコピー作業やってて1曲で丸2、3日はかかります。写真見てくださいよ。これ、バラッドの譜面ですよ(笑)。
とにかく、あとちょっと。本日、最後の1曲の半分くらいまで行きました。
まあ、その後に色々譜面を綺麗にしたり文章書いて行かないといけないんですけどね。でも11月までには絶対やろう、ということで敢えてブログに宣言した次第です。もちろん僕の演奏譜面だけでなく、ギタリストにとっては堪らない(であろうと予想します)いままでにない面白い内容を考えていますぞ。
ジャズファンのみならず音楽ファン、そしていまやジャズ界セレブ(?…笑)の納浩一のファンの皆様、そしてワタクシの音楽を愛して頂いている奇特な皆様、もちろんベーシストやギタリストの皆様………、
気合い入ってかつリラックスっていう自信の作品です。
お楽しみに!!